『この世界の片隅に』は、東京テアトル配給のアニメーション映画。太平洋戦争（大東亜戦争・第二次世界大戦）末期、戦時下の呉で、前向きにひたむきに生きる少女の姿を描く。当時の呉市の様子や呉軍港空襲など、史実にこだわり忠実に再現したこの映画について、片渕須直監督は「当時こうだった、というものをそのまま切り取った」と語る。
『この世界の片隅に』は、戦争アニメ映画の傑作と評されるほどの高評価で、異例のロングランヒットを記録。全世界60以上の国々で公開されるとともに、映画にまつわる数々の賞も受賞している。
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■原作：こうの史代『この世界の片隅に』 ■製作：「この世界の片隅に」製作委員会 □監督・脚本：片渕須直 □企画：丸山正雄 □キャラクターデザイン・作画監督：松原秀典 □アニメーション制作：MAPPA □音楽：コトリンゴ ■キャスト（声優） □北條すず → のん □北條周作 → 細谷佳正 □水原哲 → 小野大輔 □黒村径子 → 尾身美詞 □黒村晴美 → 稲葉菜月 □浦野すみ → 潘めぐみ □北條円太郎 → 牛山茂 □北條サン → 新谷真弓 □白木リン → 岩井七世 □浦野十郎 → 小山剛志 □浦野キセノ → 津田真澄 □浦野要一 → 大森夏向 □森田イト → 京田尚子 □マリナ → 目黒未奈 □千鶴子 → 池田優音 □小林の伯父・伯母 → 伯父：佐々木望、伯母：塩田朋子 □知多さん → 瀬田ひろ美 □刈谷さん → たちばなことね □堂本さん → 世弥きくよ □ばけもん → 三宅健太 □憲兵 → 栩野幸知 □行進する女学生たち → 荻野沙織、桜奈里彩、巴奎依、広瀬ゆうき、水希蒼 □女性アナウンサー → 八木菜緒（文化放送アナウンサー） □駅の警官 → 澁谷天外（特別出演） ■主題歌：コトリンゴ『みぎてのうた』 ■オープニングテーマ：コトリンゴ『悲しくてやりきれない』
広島市江波にある海苔すきの家で生まれ育った少女・北條すず（※のん）は、1944年2月、18才で青年・北條周作（※細谷佳正）と結婚。呉軍港のある呉市の北條家へ嫁いだ。 当時の日本は戦局の悪化から物資が不足しており、一般市民の生活にも大きな影響を与えていた。しかしそんな不自由さのなかでも、すずはいろいろな工夫をしながら前向きに生活を送る。 その先に待っているのは、呉軍港空襲及び呉市街空襲という悪夢のような出来事であったが…。
『この世界の片隅に』の感想としては、確かに高評価なのも頷ける内容でした。全編通して無駄がなく、美しい映像にグイグイ引き込まれます。 『この世界の片隅に』は、細部までこだわったとされる戦時下の呉の様子が印象的な作品ですが、メインとなるのはあくまでも主人公・すず視点での普通の暮らし。天然でおっとりとした性格のためか、思わず笑ってしまうようなシーンも度々あります。 それでいて、大日本帝国海軍の艦艇が登場する場面では、大和型戦艦をはじめ、重巡洋艦青葉、利根など、描写が細かく美しい印象でした。戦闘シーンも迫力があります。 全体的にほんわかした雰囲気のなかでも、呉軍港空襲などの場面では突然緊迫した空気になったり、まず映画として飽きずに観ていられます。また、戦争の悲惨さもエグるような表現で描かれています。 良い意味で淡々としていて偏った脚色などもなく、さらにアニメ作品ということもありとても見やすい映画になっていると思いました。以下は、いろいろな方々がツイートした『この世界の片隅に』の感想。
両親と『この世界の片隅に』鑑賞。
— かりんと (@Nrika666) 2018年6月5日
どんなストーリーかも知らずにレンタルしてきたから、途中から正座して食い入るように見てた。
ネットで解説読んでもう1回見ることにする。
個人的に一回は観てほしい映画。良き良き。 pic.twitter.com/AH4VKIf1DM
紫電改みてきた
— 酔いどれ自由狂人 (@drunk_freedom) 2017年11月17日
愛南町の小さな展示館
世界に４機しか現存しない
日本には此処だけ
”この世界の片隅に”
呉軍港空襲をむかえ撃つ
紫電改の話に胸熱うなった pic.twitter.com/CGkDRQc0zq
昨日の夜｢この世界の片隅に｣を見た
— ぽち(°з°) (@c5pochi) 2018年6月3日
不必要な脚色がない、ただただリアルな戦時中の毎日だった気がする
ゆったりと流れていく話の中で、でも感情が動かされて、また観たいとは簡単に言えないけど、間違いなく観てよかったと思える映画でした👏
旦那さんとみて、2人の毎日を大事にしたいと思えたよ
公開された時から観たかった映画、中々観に行くことが出来ず、今日やっとDVDで観た「この世界の片隅に」。クスッと笑いがあったり、ほのぼのしたり…そして涙無しでは観られない…人の優しさが凄く詰まっている映画だと思った
— 夕陽と星空と僕⭐️ (@yuuhi_hoshi_14) 2018年6月3日
戦時もんぺ
— ゼブラ（ｚｅｂｒａ－ｍｅｉｊｉ） (@zebrameiji) 2018年6月7日
この世界の片隅に〜声優&方言指導とっち〜さんともんぺ談議してから興味惹かれて。
海軍士官用、庶民用、子供用etc 1/6サイズもんぺ製作して頂き展示してた。
研究本に関してバーバラさんともいつか談議機会を〜先月静岡すれ違い残念。
戦時もんぺ、かなりミクロな研究。 pic.twitter.com/m2Lxr2LcgB
そういえばね、先月広島の原爆資料館行ってきたのよ。戦争の愚かさ、被害者の苦しみ、人間の無力さ。色んなものを感じた。で、この間この世界の片隅にみたのよ。この時代に生まれたことに感謝しなさい、そして決して忘れないことって、その意味がいまやっとわかった気がする。#この世界の片隅に
— 繊細ちゃん (@KJIjDJ2sP75czPN) 2018年6月3日
「この世界の片隅に」で一番やられたシーンはやはり呉軍港空襲のあのシーン（秘密）。あのシーンは何枚も写真は見てきたけど完全に自分の想像を超えていた。そしてあの長さが絶妙で、そのあとのすずさんのシーンの恐怖を体感できる。あれはこれ以上長かったら慣れてしまう。本当に絶妙
— GUMDROP@酒のみカレーマン (@GUMDROPap9) 2016年10月20日
この世界の片隅に見ながら衣替えしててんけど、途中から完全に見てた。どばどば泣いた。衣替えは終わってない。
— くろこ (@kuroko9) 2018年6月2日
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