戦艦【長門/Nagato】竣工:1920年11月25日
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艦隊これくしょん -艦これ-

大日本帝国海軍 連合艦隊 :戦艦『長門』

大日本帝国海軍連合艦隊の戦艦【長門/Nagato】

戦艦『長門/ながと』は、太平洋戦争(大東亜戦争・第二次世界大戦)以前、大日本帝国海軍の象徴として長く親しまれていた長門型戦艦の1番艦である。艦名の長門は、旧国名の長門国に由来する。太平洋戦争開戦時は、連合艦隊司令長官・山本五十六大将が座乗し連合艦隊旗艦も務めた。終戦まで残存し、その後、アメリカ軍による核実験クロスロード作戦での核爆発によって沈没した。

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連合艦隊の戦艦『長門』の性能

戦艦長門は、イギリスのクイーン・エリザベス級戦艦の設計図を参考に、基本計画は山本開蔵、設計は平賀譲が担当し建造が行われた。 竣工時の1920年、戦艦長門の大きさは世界最大、機動力にも秀でていたことから世界にも影響を与えたという。実際、世界七大戦艦を意味する「ビッグ7」にもその名を連ねている。 ■全長:224.94m ■全幅:34.59m ■乗員:1,368名 ■排水量:43,580t ■巡航能力 □速力:25.0kt □航続距離:16,020km ■兵装 □45口径41cm連装砲4基 □50口径14cm単装砲18門 □40口径12.7cm連装高角砲4基 □25mm3連装機銃14基 □25mm連装機銃10基 □25mm単装機銃30挺 ■搭載機 □零式水上偵察機:3機

戦艦『長門』の戦果

戦艦長門は、太平洋戦争開戦時には第一戦隊へ編入され、連合艦隊旗艦を務めていたものの、緒戦ではほとんど前線へ赴くこともなく、日本本土で待機する期間が長かった。そのため、当然ながら戦果も得ることがなかった。 そんな折の1943年6月8日、柱島泊地にて僚艦の陸奥が謎の大爆発を起こして沈没。これにより、長門型戦艦は長門のみとなる。 戦艦長門が本格的に戦闘に参加することになったのは、太平洋戦争末期のマリアナ沖海戦が初めてであった。マリアナ沖海戦では、長門は第三艦隊第二航空戦隊に所属し、対空戦闘によりアメリカ軍機と激しく交戦したが、戦果は不明。 その後のレイテ沖海戦では、戦艦長門は大和、武蔵と共に、第一戦隊として連合艦隊の主力部隊(栗田艦隊)に所属しサマール沖海戦を闘う。このとき、戦艦長門は他艦艇と共闘しアメリカ海軍第77任務部隊第4群第3集団の護衛空母群と交戦。 この戦闘で、砲撃により空母『ガンビア・ベイ』と駆逐艦『ホーエル』『サミュエル・B・ロバーツ』『ジョンストン』を撃沈、空母『ホワイト・プレインズ』『キトカン・ベイ』『ファンショー・ベイ』『カリニン・ベイ』と駆逐艦『デニス』を損傷させるという戦果を上げた。ただし戦艦長門個別の戦果ははっきりしていない。

戦艦『長門』の最後:クロスロード作戦

戦艦長門の最後:クロスロード作戦 写真画像:核爆発を受ける戦艦長門(※雲の根本部分・左)

レイテ沖海戦で損傷した戦艦長門は第三戦隊に編入され、第二水雷戦隊と共にブルネイから神奈川県横須賀港へ帰投、修理・整備を受ける。しかしその後の1945年7月18日、アメリカ軍による横須賀空襲が行われた。 この横須賀空襲で主要ターゲットとされていた戦艦長門は、爆弾3発を受け中破、艦橋が破壊されてしまうも沈没は免れた。 そのまま終戦を迎えた長門であったが、その後アメリカ軍に接収され、クロスロード作戦への参加が決定する。クロスロード作戦とは、アメリカ軍が21キロトン級原子爆弾を使用しビキニ環礁で行った核実験を指す。ちなみに参加艦艇のほとんどはアメリカ海軍のものであったとされる。 1946年7月1日、エイブル実験(※空中爆発)として原子爆弾が投下された。このとき戦艦長門は爆心地から1.5km離れた位置におり、装甲表面が溶けたもののほぼ無傷であったという。 戦艦長門を沈めたのは、7月25日のベーカー実験(※水中爆発)であった。この実験では爆心地から約1km、さらに船体に機雷が装着されていたとされる。200万トンもの水が飛散する大爆発だった。 それでも海上に浮かんでいたという長門であったが、4日後の7月29日朝にはその姿を消していた。真相は不明だが、浸水の拡大による沈没と推測されている。 戦艦長門の船体は今もなお海底にて現存、マーシャル諸島共和国(ビキニ環礁)のダイビングスポットとして認知されている。かつて世界七大戦艦(ビッグ7)と呼ばれた戦艦のうち、唯一現存している艦艇である。

戦艦『長門』が参加した海戦
ミッドウェー海戦 太平洋戦争の勝敗を決定づけた海戦!
マリアナ沖海戦 迫る絶望…それでも戦い続ける
レイテ沖海戦 全艦出撃!さらば連合艦隊

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