戦艦【伊勢型／Ise class】竣工：1917年12月1日～1918年4月30日

大日本帝国海軍連合艦隊：超弩級戦艦『伊勢型』

伊勢型戦艦とは、大日本帝国海軍連合艦隊の超弩級戦艦の艦型を指す。伊勢、日向の2隻が建造されたが、太平洋戦争（大東亜戦争・第二次世界大戦）開戦後、戦況の変化に伴い2隻とも航空戦艦へと改造された。ただし搭載機の目処が立たず、実戦では結局戦艦として運用。しかしながら、甲板に対空兵器を装備し空襲をくぐり抜けたり、格納庫に物資を積載するなど、空いたスペースは余力として役に立ったという。

日本海軍：伊勢型戦艦の性能

■全長：219.62m ■全幅：33.83m ■乗員：1,463名 ■排水量：38,676t ■巡航能力 □速力：25.3kt □航続距離：17,594km（16kt） ■戦時最終兵装 □45口径四一式36cm連装砲 □40口径八九式12.7cm連装高角砲 □12cm30連装噴進砲（※日向） □12cm28連装噴進砲（※伊勢） □九六式25mm3連装機銃 □九六式25mm単装機銃 ■レーダー □二式2号電波探信儀1型 □仮称2号電波探信儀2型 ■搭載機：常用22機 □彗星艦上爆撃機 □瑞雲水上偵察機

日本海軍：伊勢型戦艦の同型艦一覧

1番艦：伊勢　伊勢型戦艦のネームシップ。1917年12月1日竣工。1945年7月28日の呉軍港空襲にて大破着底、そのまま終戦を迎えた。
2番艦：日向　1918年4月30日竣工。1945年7月24日からの呉軍港空襲にて大破着底、そのまま終戦を迎えた。

『伊勢型戦艦』が参加した海戦
ミッドウェー海戦	太平洋戦争の勝敗を決定づけた海戦！
レイテ沖海戦	全艦出撃！さらば連合艦隊
呉軍港空襲	全艦対空戦闘用意！日本海軍最後の戦い