大日本帝国海軍 連合艦隊
:航空機『瑞雲/水上偵察機』
水上偵察機『瑞雲/ずいうん』は、大日本帝国海軍連合艦隊が太平洋戦争(大東亜戦争・第二次世界大戦)で運用した航空機である。英名はAichi E16A。急降下爆撃用のダイブブレーキを装備した世界初の水上機としても知られる。急降下爆撃が可能で格闘性能も良好な水上偵察機という要求のもと愛知航空機が設計を行い、水上偵察機兼爆撃機として220機が生産された。配備開始時、既に戦争末期であったため活躍の機会は少なかったが、攻撃力や各種性能に優れた傑作機といわれている。
唯一の現存機として、フィリピン沖の海底に沈む『瑞雲』1機が確認されているという。
日本海軍「瑞雲/水上偵察機」の性能
瑞雲は、主に速度性能を重視し超々ジュラルミンで造形されたスリムな胴体や主翼、フロート支柱部に備えられた急降下爆撃用ダイブブレーキなどが特徴的な水上機である。発動機は三菱重工業の金星54型空冷星型エンジン。
生産された機体のほとんどは1943年8月に正式採用された瑞雲11型であったが、1945年に発動機を金星62型に換装した瑞雲12型も存在した。
■全長:10.84m
■全幅:12.80m
■全高:4.74m
■翼面積:28.00m2
■自重:2,800kg
■全備重量:3,800kg
■飛行能力
□最高速度:448km/h
□航続距離:2,535km
■基本武装
□九九式20mm1号機銃4型:2挺
□13mm旋回機銃:1挺
▼選択武装
□250kg爆弾:1発
□60kg爆弾:2発
「瑞雲」が出撃した海戦 |
台湾沖航空戦 |
日本海軍航空艦隊vsアメリカ海軍第三艦隊! |
レイテ沖海戦 |
全艦出撃!さらば連合艦隊 |
トップ:大日本帝国海軍 連合艦隊の航空機