九〇式機上作業練習機初飛行:1930年

大日本帝国海軍 連合艦隊 :航空機『九〇式機上作業練習機』

大日本帝国海軍連合艦隊の航空機【九〇式機上作業練習機】

『九〇式機上作業練習機』は、大日本帝国海軍連合艦隊太平洋戦争(大東亜戦争・第二次世界大戦)で運用した航空機である。英名はMitsubishi K3M。機上作業(航法、通信、射撃、爆撃、偵察等)の訓練用としては、日本海軍初となった機体である。三菱重工業が設計を行い、624機が生産された。また、『九〇式機上作業練習機』の輸送機型として、輸送専用の九〇式陸上輸送機、落下傘部隊を運搬可能な九〇式陸上輸送機2型も存在した。

日本海軍「九〇式2号陸上機上作業練習機」の性能

九〇式機上作業練習機は、鋼管骨組に羽布張りの角型胴体に、木製骨組で羽布張りの主翼を持つ練習機で、乗員5名が搭乗可能であった。搭載力には余裕があり、様々な練習機器も搭載できたという。正式採用時の名称は九〇式陸上機上作業練習機。 後に、発動機を中島飛行機の寿2型改Ⅱに換装し尾翼の改修や燃料タンクの増量を実施した型が九〇式2号陸上機上作業練習機と命名された。 ■全長:9.56m ■全幅:15.78m ■全高:3.82m ■翼面積:不明 ■自重:不明 ■全備重量:2,200kg ■飛行能力 □最高速度:235km/h □航続距離:800km ■基本武装 □7.7mm旋回機関銃:1挺

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