極光/夜間戦闘機初飛行:1944年5月

大日本帝国海軍 連合艦隊 :航空機『極光/夜間戦闘機』

大日本帝国海軍連合艦隊の航空機【極光/夜間戦闘機】

夜間戦闘機『極光/きょくこう』は、大日本帝国海軍連合艦隊太平洋戦争(大東亜戦争・第二次世界大戦)で運用した陸上爆撃機『銀河』を、アメリカ軍爆撃機『B-29』迎撃用に改造した機体である。川西航空機が改造を担当し、夜間戦闘機として少数が生産された。しかし性能不足で戦果を上げられなかったため、1945年4月に生産が中止された。ちなみに機体名の極光オーロラを意味する。

日本海軍「極光/夜間戦闘機」の性能

極光は、陸上爆撃機の銀河を夜間戦闘機へと改造した機体である。その際、発動機を三菱重工業の火星25型空冷星型エンジンに換装したほか、敵爆撃機を下方から攻撃できる斜銃2挺の装備、引き込み式尾輪の装備などが実施されている。 1944年5月に試製極光として1号機が完成して以降、部隊にも配備されたが、B-29迎撃用戦闘機としては速度や高高度性能が不足していたため、1945年4月に生産が中止された。 ■全長:15.00m ■全幅:20.00m ■全高:4.30m ■翼面積:55.0m2 ■全備重量:10,500kg ■飛行能力 □最高速度:550km/h □航続距離:3,900km ■基本武装 □九九式20mm斜銃:胴体2挺 □九九式20mm機銃:機首1挺

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