二式練習用飛行艇初飛行:1940年9月

大日本帝国海軍 連合艦隊 :航空機『二式練習用飛行艇』

大日本帝国海軍連合艦隊の航空機【二式練習用飛行艇】

『二式練習用飛行艇/二式練艇』は、大日本帝国海軍連合艦隊太平洋戦争(大東亜戦争・第二次世界大戦)で運用した航空機である。英名はAichi H9A。愛知航空機が設計を行い、練習機として31機が生産された。しかし『二式練習用飛行艇』の制式採用時、既に搭乗員育成の必要性がなくなっていたため、練習用ではなく近距離沿岸の対潜水艦哨戒任務に活用された。

日本海軍「二式練習用飛行艇」の性能

二式練習用飛行艇は、全金属製の機体にパラソル式の主翼を有した双発飛行艇である。発動機は中島飛行機の寿43型空冷星型エンジン。 戦争末期には哨戒機の需要が増しており、二式練習用飛行艇も電波探信儀や磁気探知機を装備し対潜哨戒機として利用されたが、哨戒任務においては優秀だったとされている。 ■全長:16.95m ■全幅:24.00m ■全高:5.25m ■翼面積:63.3m2 ■自重:5,140kg ■全備重量:7,000kg ■飛行能力 □最高速度:324km/h □航続距離:2,150km ■基本武装 □7.7mm固定機銃:2挺 □250kg爆弾:2発

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