三式陸上初歩練習機初飛行:1929年

大日本帝国海軍 連合艦隊 :航空機『三式陸上初歩練習機』

大日本帝国海軍連合艦隊の航空機【三式陸上初歩練習機】

『三式陸上初歩練習機/三式初練』は、大日本帝国海軍連合艦隊が運用した航空機である。横須賀海軍工廠が設計を行い、練習機として360機が生産された。『三式陸上初歩練習機』は安定性と操縦性に優れ、太平洋戦争(大東亜戦争・第二次世界大戦)初期まで使用されたという。派生型として、水上機型の三式1号水上初歩練習機も開発されたが、こちらは試作機のみで量産には至らなかった。

日本海軍「三式2号陸上初歩練習機」の性能

三式陸上初歩練習機は、イギリス製練習機のアブロ504をベースに設計された木製羽布張りの複座機であった。ある程度の曲技飛行もでき、操縦性や安定性に優れていたとされる。 三式1号陸上初歩練習機として生産が開始されたが、後に性能を向上させた改良型の三式2号陸上初歩練習機も正式採用された。発動機は東京瓦斯電気工業の神風2型空冷星型エンジン。 ■全長:8.60m ■全幅:10.90m ■全高:3.31m ■翼面積:29.43m2 ■自重:657kg ■全備重量:890kg ■飛行能力 □最高速度:162km/h □航続距離:419km ■基本武装:無し

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