流星/艦上攻撃機初飛行:1942年12月

大日本帝国海軍 連合艦隊 :航空機『流星/艦上攻撃機』

大日本帝国海軍連合艦隊の航空機【流星/艦上攻撃機】

艦上攻撃機『流星/りゅうせい』は、大日本帝国海軍連合艦隊太平洋戦争(大東亜戦争・第二次世界大戦)で運用した航空機。愛知航空機が設計を行い、114機が生産された。英名はAichi B7A。爆撃と雷撃が両方可能でありつつ艦攻として抜群の高速性能、運動性を誇り、飛行性能も優秀であった。現存機として、終戦後アメリカ軍によって接収された『流星』4機のうちの1機が、ワシントン「スミソニアン航空博物館」に保管されている。

日本海軍「流星/艦上攻撃機」の性能

流星は、全金属製モノコック構造の機体に逆ガル翼を採用した主翼を持ち、胴体内部には爆弾倉を内蔵、主脚は引き込み式を採用した中翼単葉機である。発動機は、中島飛行機と日本海軍航空技術廠が開発した誉12型空冷星型エンジン。ただし後期生産機は、より性能が向上した誉21型を搭載した。 流星は急降下爆撃や水平爆撃に加え雷撃も可能であり、さらに高速性能や運動性能も抜群であった。しかし重量過大で空母に搭載不可能であったため、艦上攻撃機に分類されながらも実際は陸上攻撃機として運用された。 ■全長:11.49m ■全幅:14.40m/8.30m(主翼折りたたみ時) ■全高:4.07m ■翼面積:35.40m2 ■自重:3,614kg ■全備重量:5,700kg ■飛行能力 □最高速度:542.6km/h □航続距離:3037km ■基本武装 □九九式20mm1号4型機銃:翼内2挺 □二式13mm旋回機銃:後上方1挺 ▼選択武装 □胴体800kg爆弾:1発 □胴体500kg爆弾:1発 □胴体250kg爆弾:2発 □翼下60kg爆弾:4発 □翼下30kg爆弾:4発 □九一式45cm航空魚雷:1本

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