二式艦上偵察機初飛行:1940年11月15日

大日本帝国海軍 連合艦隊 :航空機『二式艦上偵察機』

大日本帝国海軍連合艦隊の航空機【二式艦上偵察機】 ※写真画像:二式艦上偵察機一一型

『二式艦上偵察機/二式艦偵』は、大日本帝国海軍連合艦隊太平洋戦争(大東亜戦争・第二次世界大戦)で運用した航空機。「彗星」の試作機「十三試艦上爆撃機」に偵察用カメラと爆弾倉内蔵式増加燃料タンクを追加した機体である。『二式艦上偵察機』は1942年末から配備が始まり、戦争後期に至るまで日本海軍の眼として活躍した。最高速度と航続力に優れ、操縦性なども搭乗員たちからの評価が高かったとされている。

日本海軍「二式艦上偵察機」の性能

二式艦上偵察機は、十三試艦上爆撃機に爆弾倉内蔵式増加燃料タンクや偵察用カメラを搭載し、艦上偵察機として採用した機体である。発動機は、ドイツ製DB601Aを愛知航空機がライセンス生産したアツタ21型液冷エンジン。1942年8月15日に二式艦上偵察機11型として正式採用された。 また、性能向上型として、発動機をアツタ32型液冷エンジンに換装、旋回機銃を13mm機銃に強化した二式艦上偵察機12型も生産された。 ■全長:10.22m ■全幅:11.50m ■全高:3.295m ■翼面積:23.6m2 ■自重:2,440kg ■全備重量:3,870kg ■飛行能力 □最高速度:533.0km/h □航続距離:1,519km ■基本武装 □九七式7.7mm固定機銃:機首2挺 □九二式7.7mm旋回機銃:後部1挺

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