紅葉/二式陸上初歩練習機初飛行:1941年

大日本帝国海軍 連合艦隊 :航空機『紅葉二式陸上初歩練習機』

大日本帝国海軍連合艦隊の航空機【紅葉/二式陸上初歩練習機】

『紅葉/こうよう』は、大日本帝国海軍連合艦隊太平洋戦争(大東亜戦争・第二次世界大戦)で運用した航空機。機体が軽すぎて気流の影響を受けやすいという問題点があったものの、初歩練習機としては優秀な飛行性能であったとされている。ドイツの「Bu 131ユングマン」を基に渡辺鉄工所が製造を行い、277機が生産された。機体名が紅葉になる以前は、二式陸上初歩練習機と呼ばれていた。

日本海軍「紅葉/二式陸上練習機」の性能

紅葉は、鋼管骨組に羽布張りの胴体に、木製骨組で羽布張りの翼を有した複葉機である。ドイツの練習機Bu 131ユングマンをベースに、計器類や内装を日本製へ変更、発動機を日立航空機の初風11型空冷倒立直列4気筒エンジンに換装した機体であった。 1943年6月に正式採用時は二式陸上初歩練習機11型という名称であったが、後に紅葉11型へ改称された。紅葉の操縦性は良好で、製造費や維持費も安く済むことから高い評価を得ていた。 ■全長:6.62m ■全幅:7.37m ■全高:2.67m ■翼面積:24.00m2 ■自重:407.2kg ■全備重量:638.5kg ■飛行能力 □最高速度:182km/h □航続距離:641km ■基本武装:無し

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