零式水上偵察機初飛行:1939年

大日本帝国海軍 連合艦隊 :航空機『零式水上偵察機』

大日本帝国海軍連合艦隊の航空機【零式水上偵察機】

『零式水上偵察機/零式水偵』は、大日本帝国海軍連合艦隊が運用した航空機。零式三座水上偵察機とも呼ばれる。英名はAichi E13A。愛知航空機が設計を行い、水上偵察機として1,423機が生産された。太平洋戦争(大東亜戦争・第二次世界大戦)では多くの主力艦艇に搭載され、艦隊や基地の眼として活躍した。

『零式水上偵察機』の現存機として、鹿児島県南さつま市「万世特攻平和祈念館」に、海底から引き揚げた1機が展示されている。

日本海軍「零式水上偵察機」の性能

零式水上偵察機は、金属製の機体に折りたたみが可能な主翼、下部には双フロートを有した低翼単葉の水上機であった。発動機は三菱重工業の金星43型空冷星型エンジンを搭載。胴体には爆弾倉が設けられており爆撃も可能であった。 試作機の飛行性能が優秀であったことから、1940年12月に零式1号水上偵察機1型として採用され、後に零式水上偵察機11型へ改称された。その後に改修された派生型として、零式水偵11甲型零式水偵11乙型零式練習用水上偵察機なども存在した。 ■全長:11.49m ■全幅:14.50m ■全高:4.70m ■翼面積:36.20m2 ■自重:2,524kg ■全備重量:3,650kg ■飛行能力 □最高速度:367km/h □航続距離:3,326km ■基本武装 □九七式7.7mm固定機銃:1挺 ▼選択武装 □250kg爆弾:1発 □60kg爆弾:4発

「零式水上偵察機」が出撃した海戦
珊瑚海海戦 人類史上初!空母同士の熾烈な艦隊決戦!
ミッドウェー海戦 太平洋戦争の勝敗を決定づけた海戦!
南太平洋海戦 米軍いわく「史上最悪の海軍記念日」

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