大日本帝国海軍 連合艦隊 :航空機『九九式艦上爆撃機』

『九九式艦上爆撃機/九九式艦爆』は、大日本帝国海軍連合艦隊が運用した航空機。愛知航空機が設計を行い、艦上急降下爆撃機として1,486機が生産された。英名はAichi D3A。太平洋戦争(大東亜戦争・第二次世界大戦)では多くの海戦で戦果を上げたほか、哨戒機や索敵機、特攻機としても用いられた。
戦争末期には旧式化していたため"九九式棺桶"と揶揄されたり、一部の機体は練習用に改造され『九九式練習用爆撃機』となったが、それでも『九九式艦上爆撃機』が戦争初期における日本海軍躍進の一役を担っていたのは事実である。
現存機としては、アメリカのテキサス州にある「太平洋戦争国立博物館」、グアムにある「太平洋戦争国立歴史博物館」にそれぞれ1機ずつ、九九式艦爆二二型が展示されている。