大日本帝国海軍 連合艦隊 ：航空機『九五式艦上戦闘機』
『九五式艦上戦闘機／九五式艦戦』は、大日本帝国海軍連合艦隊が太平洋戦争（大東亜戦争・第二次世界大戦）で運用した航空機である。中島飛行機が設計を行い、艦上戦闘機として221機が生産された。英名はNakajima A4N。日本海軍最後の複葉戦闘機としても知られる。しかし後継となる九六式艦上戦闘機が高性能であったため、『九五式艦上戦闘機』は、太平洋戦争では主に練習機として活用された。
日本海軍「九五式艦上戦闘機」の性能
九五式艦上戦闘機は、1930年代に活躍した九〇式艦上戦闘機の後継機として九〇式艦戦3型をベースに開発された。発動機は中島飛行機の光1型空冷星型エンジン。下段主翼に半球式増槽を装着することで航続距離を伸ばすと同時に、緊急着水時にはフロートとしても使用可能であった。 ■全長：6.64m ■全幅：10.00m ■全高：3.07m ■翼面積：22.89m2 ■自重：1,276Kg ■全備重量：1,760kg ■飛行能力 □最高速度：352Km/h □航続距離：850Km ■基本武装 □九七式7.7mm固定機銃：2挺 ▼選択武装 □60kg爆弾：2発 □30kg爆弾：2発
