大日本帝国海軍 連合艦隊 :戦艦『伊勢』
戦艦『伊勢/いせ』は、大日本帝国海軍連合艦隊伊勢型戦艦の1番艦である。ミッドウェー海戦の影響から、太平洋戦争(大東亜戦争・第二次世界大戦)中期に航空戦艦へと改造された。その軽空母並の航空戦力は結局生かされなかったが、終戦まで辛うじて生き延びた。艦名の伊勢は三重県の伊勢国に由来し、海上自衛隊ひゅうが型護衛艦の2番艦『いせ』にも受け継がれている。
戦艦『伊勢/いせ』は、大日本帝国海軍連合艦隊伊勢型戦艦の1番艦である。ミッドウェー海戦の影響から、太平洋戦争(大東亜戦争・第二次世界大戦)中期に航空戦艦へと改造された。その軽空母並の航空戦力は結局生かされなかったが、終戦まで辛うじて生き延びた。艦名の伊勢は三重県の伊勢国に由来し、海上自衛隊ひゅうが型護衛艦の2番艦『いせ』にも受け継がれている。
1917年12月15日、戦艦伊勢は川崎重工業神戸造船所にて竣工した。しかしミッドウェー海戦の影響もあり、日本海軍は伊勢の空母化を決定。呉海軍工廠にて改装が行われ、1943年9月に完了した。航空戦艦となった伊勢は、艦後部に航空機用作業甲板、格納庫、カタパルトを装備し、戦艦でありながら軽空母並みの航空戦力を持っていた。 主機はイギリス製ブラウンカーチス式タービンから純国産艦本式タービンに換装していたが、速力は僅かしか改善できなかった。兵装については、戦争末期に高角砲や機銃が増設されたほか噴進砲やレーダーも装備し、対空戦闘能力や探知能力が向上した。 ■全長:219.62m ■全幅:33.83m ■乗員:1,660名 ■排水量:38,662t ■巡航能力 □速力:25.31kt □航続距離:17,594km(16kt) ■戦時最終兵装 □45口径四一式36cm連装砲:4基 □40口径八九式12.7cm連装高角砲:8基 □12cm28連装噴進砲:6基 □九六式25mm3連装機銃:31基 □九六式25mm単装機銃:11挺 ■レーダー □二式2号電波探信儀1型:1基 □仮称2号電波探信儀2型:2基 ■搭載機:常用22機(※計画:第4航空戦隊戦時日誌) □彗星艦上爆撃機:8機 □瑞雲水上偵察機:14機
戦艦『伊勢』が参加した海戦 | |
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ミッドウェー海戦 | 太平洋戦争の勝敗を決定づけた海戦! |
レイテ沖海戦 | 全艦出撃!さらば連合艦隊 |
呉軍港空襲 | 全艦対空戦闘用意!日本海軍最後の戦い |