大日本帝国海軍 連合艦隊 :戦艦『日向』
戦艦『日向/ひゅうが』は、大日本帝国海軍連合艦隊伊勢型戦艦の2番艦である。艦名の日向は、宮崎県の旧国名「日向国」に由来し、海上自衛隊ひゅうが型護衛艦の1番艦『ひゅうが』にも継承された。太平洋戦争(大東亜戦争・第二次世界大戦)中期、ミッドウェー海戦での空母損失の影響で航空戦艦に改造された。『日向』は砲塔爆発事故を度々起こした戦艦としても知られる。1945年7月、呉軍港空襲により大破着底、そのまま終戦を迎えた。
戦艦『日向/ひゅうが』は、大日本帝国海軍連合艦隊伊勢型戦艦の2番艦である。艦名の日向は、宮崎県の旧国名「日向国」に由来し、海上自衛隊ひゅうが型護衛艦の1番艦『ひゅうが』にも継承された。太平洋戦争(大東亜戦争・第二次世界大戦)中期、ミッドウェー海戦での空母損失の影響で航空戦艦に改造された。『日向』は砲塔爆発事故を度々起こした戦艦としても知られる。1945年7月、呉軍港空襲により大破着底、そのまま終戦を迎えた。
1918年4月30日、戦艦日向は三菱合資会社三菱造船所にて竣工した。しかしミッドウェー海戦の影響もあり、日本海軍は日向の空母化を決定。佐世保海軍工廠にて改装が行われ、1943年11月18日に完了した。航空戦艦となった日向は、艦後部に航空機用作業甲板、格納庫、カタパルトを装備し、戦艦でありながら軽空母並みの航空戦力を持っていた。 主機はイギリス製パーソンズ式直結タービンから純国産艦本式タービンに換装していたが、速力は僅かしか改善できなかった。兵装については、戦争末期に高角砲や機銃が増設されたほか30連装噴進砲やレーダーも装備し、対空戦闘能力や探知能力が向上した。 ■全長:219.62m ■全幅:33.83m ■乗員:1,669名 ■排水量:38,872t ■巡航能力 □速力:25.1kt □航続距離:17,594km(16kt) ■戦時最終兵装 □45口径四一式36cm連装砲:4基 □40口径八九式12.7cm連装高角砲:8基 □12cm30連装噴進砲:6基 □九六式25mm3連装機銃:31基 □九六式25mm単装機銃:11挺 ■レーダー □二式2号電波探信儀1型:1基 □仮称2号電波探信儀2型:2基 ■搭載機:常用22機(※計画:海軍生活 ある下士官の回想記) □彗星艦上爆撃機:14機 □瑞雲水上偵察機:8機
戦艦『日向』が参加した海戦 | |
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レイテ沖海戦 | 全艦出撃!さらば連合艦隊 |
呉軍港空襲 | 全艦対空戦闘用意!日本海軍最後の戦い |