大日本帝国海軍 連合艦隊 :戦艦『榛名』
大日本帝国海軍連合艦隊の戦艦『榛名/はるな』は、金剛型戦艦の3番艦。艦名の榛名は、群馬県の榛名山に由来し、海上自衛隊はるな型護衛艦の1番艦『はるな』にも引き継がれた。太平洋戦争(大東亜戦争・第二次世界大戦)では主要な海戦の多くに参加し、且つ生き残り続けた。しかし1945年になると燃料が枯渇したため、『榛名』は呉軍港に停泊した状態で動けず、アメリカ海軍空母艦載機による呉軍港空襲で大破着底、そのまま終戦を迎えた。
大日本帝国海軍連合艦隊の戦艦『榛名/はるな』は、金剛型戦艦の3番艦。艦名の榛名は、群馬県の榛名山に由来し、海上自衛隊はるな型護衛艦の1番艦『はるな』にも引き継がれた。太平洋戦争(大東亜戦争・第二次世界大戦)では主要な海戦の多くに参加し、且つ生き残り続けた。しかし1945年になると燃料が枯渇したため、『榛名』は呉軍港に停泊した状態で動けず、アメリカ海軍空母艦載機による呉軍港空襲で大破着底、そのまま終戦を迎えた。
※呉軍港空襲:1945年7月28日-江田島小用海岸
戦艦榛名は1915年4月19日、神戸川崎造船所にて竣工した。初めて民間造船所で建造された主力艦とされている。主機は、ライセンス契約したブラウン・カーチス式タービンを川崎造船で製造し搭載していたが、1938年に行われた第二次近代化改装で純国産の艦本式タービンに換装。速力が上がり高速戦艦として生まれ変わった。武装も高角砲や機銃が増設され対空戦闘能力が向上、戦争末期には各種レーダーも装備し探知能力が向上した。 ■全長:222.05m ■全幅:31.02m ■乗員:1,315名 ■排水量:32,156t ■巡航能力 □速力:30.5kt □航続距離:18,520km(18kt) ■戦時最終兵装 □45口径毘式35.6cm連装砲:4基 □50口径四一式15.2cm単装砲:8基 □40口径八九式12.7cm連装高角砲:6基 □九六式25mm3連装機銃:24基 □九六式25mm連装機銃:2基 □九六式25mm単装機銃:23基 ■レーダー □二式2号電波探信儀1型:1基 □仮称2号電波探信儀2型:2基 □三式1号電波探信儀3型:2基 ■搭載機 □九五式水上偵察機:3機
戦艦榛名の艦内神社は群馬県高崎市の榛名神社である。戦後、榛名は解体され復興資材などに利用されたが、その際、砲から作られた灰皿が榛名神社へ奉納され、現在もその灰皿は神社内に保存されている。 呉軍港空襲時、戦艦榛名での戦死者は71名であったとされている。1967年5月6日、榛名が最期を迎えた江田島小用海岸を望む丘(江田島公園)に「軍艦榛名・出雲戦歿者留魂碑」が建立された。また、後年の1981年11月8日には、長崎県の佐世保東山海軍墓地・東公園に「榛名 慰霊碑」と刻まれた慰霊碑も建てられた。
戦艦『榛名』が参加した海戦 | |
---|---|
セイロン沖海戦 | インド洋で連合艦隊怒涛の攻撃! |
ミッドウェー海戦 | 太平洋戦争の勝敗を決定づけた海戦! |
南太平洋海戦 | ガダルカナル島を賭けた大艦隊戦! |
マリアナ沖海戦 | 迫る絶望…それでも戦い続ける |
レイテ沖海戦 | 全艦出撃!さらば連合艦隊 |
呉軍港空襲 | 全艦対空戦闘用意!日本海軍最後の戦い |