大日本帝国海軍 連合艦隊 :航空機『九五式水上偵察機』
『九五式水上偵察機/九五式水偵』は、大日本帝国海軍連合艦隊が運用した航空機である。英名はNakajima E8N。中島飛行機が設計を行い、水上偵察機として755機が生産された。支那事変では偵察や哨戒、爆撃のほか、戦闘機代用としても戦果を上げる。太平洋戦争(大東亜戦争・第二次世界大戦)開戦以降は第一線を退いたが、それでも哨戒機や練習機として終戦まで運用された。
『九五式水上偵察機/九五式水偵』は、大日本帝国海軍連合艦隊が運用した航空機である。英名はNakajima E8N。中島飛行機が設計を行い、水上偵察機として755機が生産された。支那事変では偵察や哨戒、爆撃のほか、戦闘機代用としても戦果を上げる。太平洋戦争(大東亜戦争・第二次世界大戦)開戦以降は第一線を退いたが、それでも哨戒機や練習機として終戦まで運用された。
九五式水上偵察機は、九〇式2号水上偵察機をベースとした、木製・金属の混製骨組みに羽布張りという構造の複葉機であった。特に運動性能に優れていたことから、格闘戦においての評価が高かったとされている。 発動機は、九五式1号水上偵察機は中島飛行機の寿2型改Ⅰ空冷星型エンジン、九五式2号水上偵察機は寿2型改Ⅱまたは寿2型改Ⅲを搭載していた。 ▼九五式2号水上偵察機 ■全長:8.81m ■全幅:10.98m ■全高:3.84m ■翼面積:26.50m2 ■自重:1,320kg ■全備重量:1,900kg ■飛行能力 □最高速度:300km/h □航続距離:800km ■基本武装 □7.7mm機銃:2挺 □30kg爆弾:2発
「九五式水上偵察機」が出撃した海戦 | |
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