大日本帝国海軍 連合艦隊
:航空機『九六式艦上戦闘機』
※写真画像:九六式二号二型艦上戦闘機
『九六式艦上戦闘機/九六式艦戦』は、大日本帝国海軍連合艦隊が太平洋戦争(大東亜戦争・第二次世界大戦)で運用した航空機である。三菱航空機が設計を行い、艦上戦闘機として1,094機が生産された。英名はMitsubishi A5M。太平洋戦争初期までは主力として活躍したが、後継機の零式艦上戦闘機が配備され始めると、徐々に前線からは姿を消していった。現存情報は今のところ確認できない。
ちなみに、2013年7月20日公開のスタジオジブリ映画『風立ちぬ』に、『九六式艦上戦闘機』の試作機である九試単座戦闘機が登場している。
日本海軍「九六式1号艦上戦闘機」の性能
九六式艦上戦闘機は速度と運動性能を重視し開発された、日本海軍初の全金属製単葉戦闘機であった。空気抵抗を削減するため、金属板の締結に日本で初めて沈頭鋲を採用したことでも知られる。発動機は中島飛行機の寿2型改Ⅰ空冷星型レシプロエンジン。
九六式1号艦上戦闘機は最初の量産型で30機が生産された。その後も改良が続けられ、九六式1号艦戦改、九六式2号1型艦戦、九六式2号2型艦戦、九六式3号艦戦を経て、最終型の九六式4号艦戦は1,000機が生産された。
■全長:7.71m
■全幅:11.0m
■全高:3.27m
■翼面積:17.80m2
■自重:1075kg
■全備重量:1500kg
■飛行能力
□最高速度:406km/h
□航続距離:1200km
■基本武装
□九七式7.7mm固定機銃:2挺
▼選択武装
□50kg爆弾:1発
□30kg爆弾:2発
「九六式艦上戦闘機」が出撃した海戦 |
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