大日本帝国海軍 連合艦隊 :航空機『天雷/局地戦闘機』
局地戦闘機『天雷/てんらい』は、大日本帝国海軍連合艦隊が太平洋戦争(大東亜戦争・第二次世界大戦)で運用しようとしていた航空機である。中島飛行機が試作機6機が製作しテスト飛行するも、海軍の要求通りの性能を出すことができず、採用には至らなかった。英名はNakajima J5N。現在、『天雷』の機体の一部がメリーランド州の「ポール・E・ガーバー維持・復元・保管施設」に現存している。
局地戦闘機『天雷/てんらい』は、大日本帝国海軍連合艦隊が太平洋戦争(大東亜戦争・第二次世界大戦)で運用しようとしていた航空機である。中島飛行機が試作機6機が製作しテスト飛行するも、海軍の要求通りの性能を出すことができず、採用には至らなかった。英名はNakajima J5N。現在、『天雷』の機体の一部がメリーランド州の「ポール・E・ガーバー維持・復元・保管施設」に現存している。
天雷は、敵大型爆撃機を迎え撃つべく開発された、大火力重装甲の双発局地戦闘機である。さらに操縦性も良好であったとされるが、日本海軍の過剰な要求で重量過大となってしまい、速度や上昇力の面で性能が伸びず開発中止となった。 ちなみに、試作された天雷6機のうち、最後の2機は複座型に改造され、30mm機銃を斜銃として装備し夜間戦闘機型になっていたという。 ■全長:11.50m ■全幅:14.50m ■全高:3.51m ■翼面積:32m2 ■自重:5,000kg ■全備重量:7,200kg ■飛行能力 □最高速度:597km/h □航続距離:1,482km/2,740km(増槽あり) ■基本武装 □五式30mm固定機銃:2挺 □九九式20mm2号固定機銃:2挺