大日本帝国海軍 連合艦隊 :航空機『零式練習用戦闘機』
『零式練習用戦闘機/零式練戦』は、大日本帝国海軍連合艦隊が太平洋戦争(大東亜戦争・第二次世界大戦)で運用した航空機。零式艦上戦闘機21型を練習機化した機体であった。第二十一航空廠が設計を行い、練習機として517機が生産された。沖縄戦では特攻機としても出撃したとされている。
『零式練習用戦闘機/零式練戦』は、大日本帝国海軍連合艦隊が太平洋戦争(大東亜戦争・第二次世界大戦)で運用した航空機。零式艦上戦闘機21型を練習機化した機体であった。第二十一航空廠が設計を行い、練習機として517機が生産された。沖縄戦では特攻機としても出撃したとされている。
零式練習用戦闘機は、零式艦上戦闘機21型をベースに、操縦席の後ろに教官席を設けて複座化した練習機である。前後操縦席の間には転覆時に乗員を保護するためのロールバー、胴体両側面には安定鰭が設けられていた。発動機は中島飛行機の栄12型空冷星型エンジン。 1944年1月に零式練習用戦闘機11型として正式採用され量産が開始された。さらに零式艦戦52型をベースにした仮称零式練習用戦闘機22型も開発されたが、量産化に至る前に終戦を迎えた。 ■全長:9.15m ■全幅:12.00m ■全高:3.50m ■翼面積:22.44m2 ■自重:1,819kg ■全備重量:2,334kg ■飛行能力 □最高速度:476km/h □航続距離:1,380km ■基本武装 □ 九七式 7.7mm固定機銃:2挺