大日本帝国海軍 連合艦隊 :航空機『連山/陸上攻撃機』
陸上攻撃機『連山/れんざん』は、大日本帝国海軍連合艦隊が太平洋戦争(大東亜戦争・第二次世界大戦)で運用しようとしていた大型航空機である。英名はNakajima G8N。中島飛行機が設計を行い、陸上攻撃機として試作機4機が製作されたが、戦局悪化に伴い計画は中止された。ちなみに、『連山』1機を製造するのに必要な資材は零戦10機分であったとされている。
陸上攻撃機『連山/れんざん』は、大日本帝国海軍連合艦隊が太平洋戦争(大東亜戦争・第二次世界大戦)で運用しようとしていた大型航空機である。英名はNakajima G8N。中島飛行機が設計を行い、陸上攻撃機として試作機4機が製作されたが、戦局悪化に伴い計画は中止された。ちなみに、『連山』1機を製造するのに必要な資材は零戦10機分であったとされている。
連山は、全金属製モノコック構造の機体に、速度性能を重視し翼面荷重を大きくした主翼を有する中翼単葉の四発大型陸上攻撃機である。連山は動力銃座を搭載し防弾装備も充実していたことから防御力にも優れていたとされる。 発動機は中島飛行機と日本海軍航空技術廠が開発した誉24ル型空冷星型エンジンを搭載。また、派生型として、発動機を三菱重工業のハ43空冷星型エンジンに換装した連山改なども計画されていた。 ■全長:22.93m ■全幅:32.54m ■全高:7.20m ■翼面積:112.00m2 ■自重:17.4t ■全備重量:26.8t ■飛行能力 □最高速度:593km/h □航続距離:7,470km(※最長時) ■基本武装 □九九式20mm2号5型旋回機銃:前方上部2挺 □九九式20mm2号5型旋回機銃:後方下部2挺 □九九式20mm2号5型旋回機銃:尾部2挺 □二式13mm旋回機銃:機首2挺 □二式13mm旋回機銃:側方2挺 ▼選択武装 □2000kg爆弾:2発 □1500kg爆弾:2発 □800kg爆弾:3発 □250kg爆弾:8発 □60kg爆弾:18発