十六試特殊輸送機初飛行:1942年

大日本帝国海軍 連合艦隊 :航空機『十六試特殊輸送機』

大日本帝国海軍連合艦隊の航空機【十六試特殊輸送機】

『十六試特殊輸送機』は、大日本帝国海軍連合艦隊太平洋戦争(大東亜戦争・第二次世界大戦)で運用しようとした軍用グライダーである。英名はYokosuka MXY5。海軍航空技術廠が設計を行い、大型輸送用滑空機として12機が生産された。空挺部隊を運搬するための滑空機で兵員11名以上が搭乗可能であったが、後に空挺部隊が主にパラシュートを使用するようになったため、本機が実戦に用いられることはなかった。

日本海軍「十六試特殊輸送機」の性能

十六試特殊輸送機は、金属製の骨組みに合板や羽布張りを用いた機体で、車輪は投下式であった。操縦席は並列複座だが1名でも操縦でき、曳航機とは電話による連絡が可能であったという。1945年7月までに9機が製造され、その後さらに改良型3機が製造された。 曳航機として用いられた九六式陸上攻撃機または一式陸上攻撃機1機につき、十六試特殊輸送機2機が曳航可能であった。 ■全長:12.50m ■全幅:18.00m ■全高:3.57m ■翼面積:44.00m2 ■自重:1,600kg ■全備重量:2,700kg ■飛行能力:不明 ■基本武装:無し ■積載能力 □兵員:11名

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