大日本帝国海軍 連合艦隊 :航空機『九六式陸上攻撃機』

『九六式陸上攻撃機/九六式陸攻』は、大日本帝国海軍連合艦隊が運用した航空機である。英名はMitsubishi G3M。特徴として、燃費と空気抵抗の軽減に重点を置いていた点が挙げられる。三菱重工業が設計を行い、陸上攻撃機として1,048機が生産された。『九六式陸上攻撃機』は、1937年の支那事変から太平洋戦争(大東亜戦争・第二次世界大戦)緒戦まで、最前線で活躍し多くの戦果を上げた。また、輸送用に改造された九六式陸上輸送機も、日本海軍空挺部隊を運搬するなど前線で活躍した。
支那事変で『九六式陸上攻撃機』が実施した遠距離爆撃は渡洋爆撃と呼ばれ、"世界的快挙"として大々的に報道されたという。この渡洋爆撃によって、日本の航空技術が欧米と同等かそれ以上であることを世界に知らしめる結果となった。