大日本帝国海軍 連合艦隊 :航空機『神龍/特攻兵器』
特攻兵器『神龍/じんりゅう』は、大日本帝国海軍連合艦隊が太平洋戦争(大東亜戦争・第二次世界大戦)で運用しようとした、ロケットエンジン搭載型の航空機である。美津野グライダー製作所が設計を行い、特別攻撃機として試作機5機が製作された。その後、日本海軍によって量産が命じられ、搭乗者の訓練も行われたが、実戦投入前に終戦を迎えた。
『神龍』は現存していないが、香川県さぬき市の羽立峠に実物大レプリカが展示されている。
特攻兵器『神龍/じんりゅう』は、大日本帝国海軍連合艦隊が太平洋戦争(大東亜戦争・第二次世界大戦)で運用しようとした、ロケットエンジン搭載型の航空機である。美津野グライダー製作所が設計を行い、特別攻撃機として試作機5機が製作された。その後、日本海軍によって量産が命じられ、搭乗者の訓練も行われたが、実戦投入前に終戦を迎えた。
『神龍』は現存していないが、香川県さぬき市の羽立峠に実物大レプリカが展示されている。
神龍は、全木製骨格で羽布張りの機体に高翼式の主翼を持つ単葉グライダー型特攻機である。燃焼時間10秒の火薬ロケット3基を搭載し、30秒間の飛行ができたという。特攻時の武装として胴体内に100kgの徹甲爆弾を搭載していた。 試作された神龍1型のほか、航続時間を伸ばしロケット弾で敵を攻撃するデルタ翼型の攻撃機神龍2型の開発計画もあったとされる。 ■全長:7.6m ■全幅:7.0m ■全高:1.8m ■翼面積:不明 ■自重:220kg(ロケットエンジン非搭載時) ■全備重量:600kg(ロケットエンジン非搭載時) ■飛行能力 □最高速度:300km/h □航続距離:4km ■基本武装 □内蔵型100kg爆弾:1発