二式水上戦闘機初飛行:1941年12月8日

大日本帝国海軍 連合艦隊 :航空機『二式水上戦闘機』

大日本帝国海軍連合艦隊の航空機【二式水上戦闘機】

『二式水上戦闘機/二式水戦』は、大日本帝国海軍連合艦隊が運用した航空機である。英名はNakajima A6M2-N。『零式艦上戦闘機』をベースに中島飛行機が設計を行い、水上戦闘機として327機が生産された。太平洋戦争(大東亜戦争・第二次世界大戦)では様々な作戦に投入され、連合国軍基地攻撃、船団護衛、基地防空などで活躍した。現存機としては、2015年、ミクロネシアのウエノ島沖にて、沈んだ状態の『二式水上戦闘機』1機が発見されている。

日本海軍「二式水上戦闘機」の性能

二式水上戦闘機は、零式艦上戦闘機を水上機へと改造した機体である。胴体下に単フロート、主翼下に補助フロートを装備し、電子機器の防水処理などが施されたが、基本設計や装備は零戦11型をベースにしている。発動機も同様に中島飛行機の栄12型空冷星型エンジンを採用した。 二式水上戦闘機は水上機としては高性能で、太平洋戦争初期においてはアメリカ軍戦闘機を撃墜するといった戦果も上げている。1943年9月に生産は中止されたが、その後も本土防空や海上護衛などで活躍したとされる。また、第二次世界大戦における水上戦闘機としての生産数は世界最多であったという。 ■全長:10.24m ■全幅:12.50m ■全高:4.305m ■翼面積:22.438m2 ■自重:1,922kg ■全備重量:2,460kg ■飛行能力 □最高速度:437 km/h □航続距離:1,150 km ■基本武装 □九七式7.7mm固定機銃:機首2挺 □九九式20mm1号機銃:主翼2挺 □60kg爆弾:2発

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