重巡洋艦【鳥海/Chokai】竣工:1932年6月30日

大日本帝国海軍 連合艦隊 :重巡洋艦『鳥海』

大日本帝国海軍連合艦隊の重巡洋艦【鳥海/Chokai】

大日本帝国海軍の重巡洋艦『鳥海/ちょうかい』は、高雄型重巡洋艦の3番艦。艦名は秋田・山形県境の鳥海山に因み、海上自衛隊こんごう型護衛艦の4番艦『ちょうかい』にも受け継がれている。『鳥海』は、書類上では日本で竣工した最後の重巡洋艦とされている。太平洋戦争(大東亜戦争・第二次世界大戦)では連合艦隊:南遣艦隊旗艦として様々な作戦に臨んだ。レイテ沖海戦にて戦没。

日本海軍:重巡洋艦『鳥海』の性能

重巡洋艦鳥海は1928年3月26日に三菱造船長崎造船所にて起工、1932年6月30日に竣工した。主機は純国産の艦本式オールギヤードタービンを搭載。主砲は対空射撃も可能な20cmE型連装砲(仰角70度)を採用した。その後、鳥海は改装によってレーダーや対空機銃などが増強されたが、他の高雄型重巡洋艦のような高角砲・魚雷発射管の更新は行える機会がなかった。 ■全長:203.76m ■全幅:18.999m ■乗員:760名 ■排水量:12,986t ■巡航能力 □速力:35.5kt □航続距離:9,260km(18kt) ■戦時最終兵装 □50口径三年式20.3cmE型連装砲:5基 □45口径十年式12cmB1型単装高角砲:4門 □九六式25mm連装機銃:8基 □九六式25mm単装機銃:22挺 □九三式13mm単装機銃:2挺 □八九式61cm連装水上発射管:4基 ■レーダー □二式2号電波探信儀1型:1基 □仮称2号電波探信儀2型:2基 ■搭載機 □水上偵察機:3機

『鳥海』が参加した海戦
セイロン沖海戦 インド洋で連合艦隊怒涛の攻撃!
ミッドウェー海戦 太平洋戦争の勝敗を決定づけた海戦!
第一次ソロモン海戦 敵大部隊へ向け第八艦隊が出撃!
マリアナ沖海戦 迫る絶望…それでも戦い続ける
レイテ沖海戦 全艦出撃!さらば連合艦隊

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