重巡洋艦【愛宕/Atago】竣工:1932年3月30日

大日本帝国海軍 連合艦隊 :重巡洋艦『愛宕』

大日本帝国海軍連合艦隊の重巡洋艦【愛宕/Atago】

大日本帝国海軍の重巡洋艦『愛宕/あたご』は、高雄型重巡洋艦の2番艦である。艦名は京都府の愛宕山に因んで付けられ、海上自衛隊あたご型護衛艦の1番艦『あたご』にも受け継がれた。太平洋戦争(大東亜戦争・第二次世界大戦)では、連合艦隊:第二艦隊旗艦を務め、主要な海戦に参加した。レイテ沖海戦にて戦没。

日本海軍:重巡洋艦『愛宕』の性能

重巡洋艦愛宕は1927年4月28日に呉海軍工廠にて起工、1932年3月30日に竣工した。主機は純国産の艦本式オールギヤードタービンを搭載。主砲は対空射撃も可能な20cmE型連装砲(仰角70度)を採用した。その後、愛宕は改装によって高角砲や魚雷発射管を一新、レーダーや対空機銃を増強するなど武装が強化された。また、戦争末期には13mm機銃を撤去し25mm機銃を増設したとされる。 ■全長:203.76m ■全幅:20.73m ■乗員:835名 ■排水量:13,400t ■巡航能力 □速力:34.0kt □航続距離:9,260km(18kt) ■戦時最終兵装 □50口径三年式20.3cmE型連装砲:5基 □40口径八九式12.7cmA1型改Ⅰ連装高角砲:4基 □九六式25mm連装機銃:4基 □九三式13mm連装機銃:2基 □九二式61cm1型4連装水上発射管:4基 □九三式魚雷:24本 ■レーダー □二式2号電波探信儀1型:1基 □仮称2号電波探信儀2型:2基 □三式1号電波探信儀3型:1基 ■搭載機 □水上偵察機:3機

『愛宕』が参加した海戦
ミッドウェー海戦 太平洋戦争の勝敗を決定づけた海戦!
第二次ソロモン海戦 終わりなきソロモンの攻防
南太平洋海戦 ガダルカナル島を賭けた大艦隊戦!
第三次ソロモン海戦 船の墓場と化すソロモン
マリアナ沖海戦 迫る絶望…それでも戦い続ける
レイテ沖海戦 全艦出撃!さらば連合艦隊

トップ:大日本帝国海軍 連合艦隊の重巡洋艦

連合艦隊の艦艇

↑ PAGE TOP