大日本帝国海軍連合艦隊：重巡洋艦『妙高』

重巡洋艦『妙高／みょうこう』は、大日本帝国海軍妙高型重巡洋艦の1番艦。艦名は新潟県の妙高山に由来し、海上自衛隊のこんごう型護衛艦の3番艦『みょうこう』にも受け継がれている。『妙高』は太平洋戦争（大東亜戦争・第二次世界大戦）初期から末期に至るまで様々な海戦で活躍し、シンガポールで終戦を迎えた。1946年7月8日に海没処分され、現在はマラッカ海峡に眠る。

日本海軍：重巡洋艦『妙高』の性能

重巡洋艦妙高は1924年10月25日に横須賀海軍工廠にて起工、1929年7月31日に竣工した。主機は純国産の艦本式ギヤード・タービンを搭載。主砲は防熱板付きの20cmD型連装砲を採用した。その後、妙高は改装によってカタパルトを増設し偵察機の搭載可能数が増えたほか、主砲を口径203mmに換装、高角砲や魚雷発射管を一新、レーダーや対空機銃を装備するなど武装が強化された。 ■全長：203.76m ■全幅：20.73m ■乗員：891名 ■排水量：14,743t ■巡航能力 □速力：33.0kt □航続距離：13,821km（14kt） ■戦時最終兵装 □50口径三年式20.3cmD型連装砲：5基 □40口径八九式12.7cmA1型改Ⅰ連装高角砲：4基 □九六式25mm連装機銃：4基 □九三式13mm連装機銃：2基 □九二式61cm1型4連装水上発射管：4基 □九三式魚雷：24本 ■レーダー □二式2号電波探信儀1型：1基 □仮称2号電波探信儀2型：2基 □三式1号電波探信儀3型：1基 ■搭載機 □水上偵察機：3機

『妙高』が参加した海戦
スラバヤ沖海戦	太平洋戦争初の大規模艦隊戦！
珊瑚海海戦	人類史上初！空母同士の熾烈な艦隊決戦！
ミッドウェー海戦	太平洋戦争の勝敗を決定づけた海戦！
第二次ソロモン海戦	終わりなきソロモンの攻防
南太平洋海戦	ガダルカナル島を賭けた大艦隊戦！
ブーゲンビル島沖海戦	ろ号作戦で展開されたカオスな艦隊戦！
マリアナ沖海戦	迫る絶望…それでも戦い続ける
レイテ沖海戦	全艦出撃！さらば連合艦隊