重巡洋艦【衣笠/Kinugasa】竣工:1927年9月30日

大日本帝国海軍 連合艦隊 :重巡洋艦『衣笠』

大日本帝国海軍連合艦隊の重巡洋艦【衣笠/Kinugasa】

重巡洋艦『衣笠/きぬがさ』は、大日本帝国海軍青葉型重巡洋艦の2番艦である。艦名の由来は、神奈川県の衣笠山及び衣笠城や、徳島県の高越山など諸説あり。太平洋戦争(大東亜戦争・第二次世界大戦)では、緒戦やガダルカナル島をめぐる戦いに参加したが、第三次ソロモン海戦時、アメリカ軍機からの空襲を受け沈没した。

日本海軍:重巡洋艦『衣笠』の性能

重巡洋艦衣笠は1924年1月23日に川崎造船所にて起工、1927年9月30日に竣工した。主機はライセンス生産されたブラウン・カーチス式オールギアードタービンを搭載。主砲は自動装填式の20cmC型連装砲を採用した。その後、衣笠は改装によってカタパルトを装備し偵察機の搭載可能数が増えたほか、主砲を口径203mmに換装、魚雷発射管を一新、対空機銃を装備するなど武装が強化された。 ■全長:185.17m ■全幅:17.56m ■乗員:657名 ■排水量:9,000t ■巡航能力 □速力:33.43kt □航続距離:14,816km(14kt) ■戦時最終兵装 □50口径三年式20.3cmC型連装砲:3基 □45口径十年式12cmB型単装高角砲:4門 □九六式25mm連装機銃:4基 □九三式13mm連装機銃:2基 □九二式61cm1型4連装水上発射管:2基 □九三式魚雷:16本 ■搭載機 □水上偵察機:2機

『衣笠』が参加した海戦
珊瑚海海戦 人類史上初!空母同士の熾烈な艦隊決戦!
第一次ソロモン海戦 敵大部隊へ向け第八艦隊が出撃!
サボ島沖海戦 疑念を拭えない両軍将官の葛藤

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