大日本帝国海軍 連合艦隊 ：軽巡洋艦『五百島／寧海』
軽巡洋艦『五百島／いおしま』は、もともとは日本国内で建造後に中華民国海軍に編入された寧海級巡洋艦の1番艦『寧海』であった。しかしその後、日中戦争で大日本帝国海軍航空隊が撃破（江陰海戦）、鹵獲し『五百島』に改名された。太平洋戦争（大東亜戦争・第二次世界大戦）では小笠原諸島方面への輸送任務に従事した。1944年9月19日、御前崎南方にて、アメリカ海軍潜水艦シャードの雷撃を受け沈没。
日本海軍：軽巡洋艦『五百島／寧海』の性能
巡洋艦寧海は1931年2月20日に日本の播磨造船にて起工、1932年7月31日に竣工した。主機は三段膨張式レシプロエンジン3基を搭載。主砲として50口径三年式14cm連装砲、副砲は40口径三年式8cm（7.62cm）単装高角砲を採用した。五百島に改名後は輸送艦へと改造された。 ■全長：106.7m ■全幅：11.95m ■乗員：361名 ■排水量：2,526t ■巡航能力 □速力：22.0kt □航続距離：9,260km（12kt） ■戦時最終兵装 □50口径三年式14cm連装砲：3基 □40口径三年式7.62cm単装高角砲：6基 □ヴィッカース式40mm機銃：8挺 □マキシム8mm機銃：10挺 □53.3cm連装水上発射管：2基 ■搭載機：1機
