軽巡洋艦【名取/Natori】竣工:1922年9月15日

大日本帝国海軍 連合艦隊 :軽巡洋艦『名取』

大日本帝国海軍連合艦隊の軽巡洋艦【名取/Natori】

軽巡洋艦『名取/なとり』は、大日本帝国海軍連合艦隊長良型軽巡洋艦の3番艦。艦名は宮城県を流れる名取川に由来する。太平洋戦争(大東亜戦争・第二次世界大戦)では、バタビア沖海戦で重巡洋艦『ヒューストン』を撃沈するといった活躍を見せ、その後は護衛や輸送任務に従事した。1944年8月18日、アメリカ海軍潜水艦『ハードヘッド』の雷撃を受け沈没。

日本海軍:軽巡洋艦『名取』の性能

軽巡洋艦名取は1920年12月14日に三菱造船長崎造船所にて起工、1922年9月15日に竣工した。主機は三菱技本式高圧衝動型・三菱パーソンズ式低圧反動型オールギアードタービン4基を搭載。主砲は軽量で設置が容易な50口径三年式14cm単装砲を採用した。 戦争末期、名取は損傷した際に主砲2門を撤去、代わりに高角砲と大量の機銃や対空レーダーを装備し対空戦闘能力が向上した。 ■全長:162.15m ■全幅:14.17m ■乗員:450名 ■排水量:5,570t ■巡航能力 □速力:36.0kt □航続距離:9,260km(14kt) ■戦時最終兵装 □50口径三年式14cm単装砲:5門 □40口径八九式12.7cm連装高角砲:1基 □九六式25mm三連装機銃:2基 □九六式25mm連装機銃:2基 □九六式25mm単装機銃:2挺 □九三式13mm連装機銃:1基 □八年式61cm連装水上発射管:4基 ■レーダー □二式2号電波探信儀1型:1基

『名取』が参加した海戦
バタビア沖海戦 蘭印作戦を成功に導いた海戦!

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