軽巡洋艦【長良型/Nagara class】竣工:1922年4月21日~1925年5月26日

大日本帝国海軍 連合艦隊 :軽巡洋艦『長良型』

大日本帝国海軍連合艦隊:長良型軽巡洋艦

長良型軽巡洋艦とは、大日本帝国海軍連合艦隊の軽巡洋艦の艦型を指す。5500トン型軽巡洋艦とも呼ばれた。水雷戦隊旗艦の役割を担うべく、より小型化された軽巡洋艦である。しかし太平洋戦争(大東亜戦争・第二次世界大戦)開戦までに改装が重ねられ、結局排水量は増していったとされる。長良、五十鈴、名取、由良、鬼怒、阿武隈の6隻が建造され、様々な作戦に投入された。

日本海軍:長良型軽巡洋艦の性能

■全長:162.15m ■全幅:14.17m ■乗員:450名 ■排水量:5,570t ■巡航能力 □速力:36.0kt □航続距離:9,260km(14kt) ■戦時最終兵装 □50口径三年式14cm単装砲 □40口径八九式12.7cm連装高角砲 □九六式25mm3連装機銃 □九六式25mm連装機銃 □九六式25mm単装機銃 □九三式13mm4連装機銃 □九三式13mm連装機銃 □九三式13mm単装機銃 □九二式7.7mm機銃 □九二式61cm1型4連装水上発射管(※長良、名取、由良、鬼怒) □八年式61cm連装水上発射管(※五十鈴、阿武隈) □九三式61cm魚雷 □九〇式61cm魚雷 □三式爆雷投射機 □爆雷投下軌条 □爆雷 □機雷敷設軌条 □機雷 ■レーダー □二式2号電波探信儀1型 □仮称2号電波探信儀2型 □三式1号電波探信儀3型 □電波探知機 ■ソナー □九三式水中探信儀 □九三式水中聴音機 ■搭載機:1機 □九四式水上偵察機

日本海軍:長良型軽巡洋艦の同型艦一覧

  • 1番艦:長良 長良型軽巡洋艦のネームシップ。1922年4月21日竣工。1944年8月7日、天草諸島沖にてアメリカ海軍潜水艦の雷撃を受け沈没。
  • 2番艦:五十鈴 1923年8月15日竣工。後に防空巡洋艦へ改装。1945年4月7日、スンバワ島北方にてアメリカ海軍潜水艦の雷撃を受け沈没。
  • 3番艦:名取 1922年9月15日竣工。1944年8月18日、サマール島東方にてアメリカ海軍潜水艦の雷撃を受け沈没。
  • 4番艦:由良 1923年3月20日竣工。第四水雷戦隊旗艦。1942年10月25日、アメリカ軍機の空襲を受け大破、自沈処分された。
  • 5番艦:鬼怒 1922年11月10日竣工。1944年10月26日、アメリカ海軍空母艦載機による空襲を受け沈没。
  • 6番艦:阿武隈 1925年5月26日竣工。第一水雷戦隊旗艦。 1944年10月26日、ネグロス島沖にてアメリカ軍機の空襲を受け沈没。
『長良型軽巡洋艦』が参加した海戦
真珠湾攻撃 米主力艦隊壊滅!太平洋戦争の始まり
セイロン沖海戦 インド洋で連合艦隊怒涛の攻撃!
ミッドウェー海戦 太平洋戦争の勝敗を決定づけた海戦!
第二次ソロモン海戦 終わりなきソロモンの攻防
南太平洋海戦 ガダルカナル島を賭けた大艦隊戦!
第三次ソロモン海戦 船の墓場と化すソロモン
アッツ島沖海戦 航空機なしの激しい砲撃戦!
ケ号作戦(キスカ島撤退作戦) キスカ島の奇跡とミステリーな海戦
レイテ沖海戦 全艦出撃!さらば連合艦隊

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