大日本帝国海軍 連合艦隊 :軽巡洋艦『鬼怒』
軽巡洋艦『鬼怒/きぬ』は、大日本帝国海軍長良型軽巡洋艦の5番艦。艦名は栃木県・茨城県を流れる鬼怒川に由来する。太平洋戦争(大東亜戦争・第二次世界大戦)開戦時には連合艦隊附属、その後第二南遣艦隊を経て、南西方面艦隊に編入された。1944年10月26日、輸送任務中にアメリカ海軍空母艦載機による空襲を受け沈没。
軽巡洋艦『鬼怒/きぬ』は、大日本帝国海軍長良型軽巡洋艦の5番艦。艦名は栃木県・茨城県を流れる鬼怒川に由来する。太平洋戦争(大東亜戦争・第二次世界大戦)開戦時には連合艦隊附属、その後第二南遣艦隊を経て、南西方面艦隊に編入された。1944年10月26日、輸送任務中にアメリカ海軍空母艦載機による空襲を受け沈没。
軽巡洋艦鬼怒は1921年1月17日に神戸川崎造船所にて起工、1922年11月10日に竣工した。主機は川崎ブラウン・カーチス式高低圧衝動型オールギアードタービン4基を搭載。主砲は軽量で設置が容易な50口径三年式14cm単装砲を採用した。また1930年、鬼怒は日本海軍艦艇で初めて火薬式カタパルト(呉式二号二型射出機)を装備した。 戦争末期になると航空兵装や主砲2門が撤去されたが、高角砲や対空レーダーを装備し機銃が増設されたことで対空戦闘能力が向上した。 ■全長:162.15m ■全幅:14.17m ■乗員:450名 ■排水量:5,570t ■巡航能力 □速力:36.0kt □航続距離:9,260km(14kt) ■戦時最終兵装 □50口径三年式14cm単装砲:5門 □40口径八九式12.7cm連装高角砲:1基 □九六式25mm3連装機銃:4基 □九六式25mm連装機銃:2基 □九六式25mm単装機銃:8挺 □九三式13mm連装機銃:1基 □八年式61cm連装水上発射管:4基 □九〇式61cm魚雷 □爆雷投下軌条:2基 ■レーダー □二式2号電波探信儀1型:1基
『鬼怒』が参加した海戦 | |
---|---|
レイテ沖海戦 | 全艦出撃!さらば連合艦隊 |