軽巡洋艦【夕張/Yubari】竣工:1923年7月31日

大日本帝国海軍 連合艦隊 :軽巡洋艦『夕張』

大日本帝国海軍連合艦隊の軽巡洋艦【夕張/Yubari】

大日本帝国海軍連合艦隊の軽巡洋艦『夕張/ゆうばり』は、3,100tという比較的小型の船体に5500トン型軽巡洋艦と同等の装備を施したことで知られる。艦名は北海道を流れる石狩川の支流・夕張川に由来する。太平洋戦争(大東亜戦争・第二次世界大戦)では第六水雷戦隊旗艦を務め、主に海上護衛に従事した。1944年4月27日、アメリカ海軍潜水艦『ブルーギル』の雷撃を受け沈没。

日本海軍:軽巡洋艦『夕張』の性能

軽巡洋艦夕張は1922年6月5日に佐世保海軍工廠にて起工、1923年7月31日に竣工した。主機は三菱パーソンズ式ギヤードタービン3基を搭載、主砲は軽量で設置が容易な50口径三年式14cm砲を採用した。 コストを抑えつつ重武装化することを目標とし、小型の船体に5500トン型軽巡洋艦と同等の兵装を詰め込んだのが夕張であった。その設計は当時の世界を驚かせたが、航空機の搭載は不可能となった。設計者は平賀譲海軍大佐。 戦争末期には45口径12cm単装高角砲を装備、機銃も増強したほか、対水上警戒レーダーや逆探を搭載し対空戦闘能力や索敵能力が向上した。 ■全長:139.99m ■全幅:12.04m ■乗員:328名 ■排水量:3,141t ■巡航能力 □速力:35.5kt □航続距離:6,130km(14kt) ■戦時最終兵装 □50口径三年式14cm連装砲:2基 □45口径十年式12cm単装高角砲:1基 □九六式25mm3連装機銃:3基 □九六式25mm連装機銃:4基 □九六式25mm単装機銃:8挺 □八年式61cm連装水上発射管:2基 □八年式魚雷:10本 □爆雷投下軌条:2条 □爆雷:36個 ■レーダー □仮称2号電波探信儀2型:1基 □電波探知機:1基

『夕張』が参加した海戦
ウェーク島沖海戦 戦艦主砲で武装した島vs連合艦隊!
珊瑚海海戦 人類史上初!空母同士の熾烈な艦隊決戦!
第一次ソロモン海戦 敵大部隊へ向け第八艦隊が出撃!

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