大日本帝国海軍 連合艦隊 :軽巡洋艦『球磨』
軽巡洋艦『球磨/くま』は、大日本帝国海軍連合艦隊球磨型軽巡洋艦の1番艦。艦名は熊本県を流れる球磨川に由来する。太平洋戦争(大東亜戦争・第二次世界大戦)開戦時はフィリピンの戦いに参加し、その後は蘭印・ニューギニアでの活動に従事した。1944年1月11日、イギリス海軍潜水艦『タリホー』の雷撃を受け沈没。
軽巡洋艦『球磨/くま』は、大日本帝国海軍連合艦隊球磨型軽巡洋艦の1番艦。艦名は熊本県を流れる球磨川に由来する。太平洋戦争(大東亜戦争・第二次世界大戦)開戦時はフィリピンの戦いに参加し、その後は蘭印・ニューギニアでの活動に従事した。1944年1月11日、イギリス海軍潜水艦『タリホー』の雷撃を受け沈没。
軽巡洋艦球磨は1918年8月29日に佐世保海軍工廠にて起工、1920年8月31日に竣工した。主機は三菱技本式高圧衝動型・三菱パーソンズ式低圧反動型オールギアードタービンを搭載。主砲は軽量で設置が容易な50口径三年式14cm単装砲を採用した。球磨は軽巡洋艦であるにもかかわらず1920年の竣工時には当時の戦艦並みの90,000馬力を発揮していた。 球磨の武装は竣工時から戦争末期までに設置と撤去が繰り返され、最終的には主砲と機銃のみという超軽装備になった。 ■全長:162.10m ■全幅:14.17m ■乗員:450名 ■排水量:5,500t ■巡航能力 □速力:36.0kt □航続距離:9,815km(14kt) ■戦時最終兵装 □50口径三年式14cm単装砲:6基 □九六式25mm3連装機銃:2基 □九六式25mm連装機銃:2基