大日本帝国海軍 連合艦隊 :軽巡洋艦『木曾』
軽巡洋艦『木曾/きそ』は球磨型軽巡洋艦の5番艦であるが、格納庫と滑走台を設置したため他の球磨型に比べ艦橋構造物が大型化していた。艦名の由来は東海地方を流れる木曽川に因む。太平洋戦争(大東亜戦争・第二次世界大戦)では主に輸送任務に従事した。解体されたのが1956年であったため、艦齢は35年。これは大日本帝国海軍の軽巡洋艦で最長とされている。
軽巡洋艦『木曾/きそ』は球磨型軽巡洋艦の5番艦であるが、格納庫と滑走台を設置したため他の球磨型に比べ艦橋構造物が大型化していた。艦名の由来は東海地方を流れる木曽川に因む。太平洋戦争(大東亜戦争・第二次世界大戦)では主に輸送任務に従事した。解体されたのが1956年であったため、艦齢は35年。これは大日本帝国海軍の軽巡洋艦で最長とされている。
軽巡洋艦木曾は1919年6月10日に三菱造船長崎造船所にて起工、1921年5月4日に竣工した。主機は三菱技本式高圧衝動型・三菱パーソンズ式低圧反動型オールギアードタービン4基を搭載。主砲は軽量で設置が容易な50口径三年式14cm単装砲を採用した。 戦争末期、木曾は空襲を受け損傷した際に大幅な改修を行う。このとき主砲2門を撤去する代わりに高角砲を装備したほか、機銃が大量に増設されたことで対空戦闘能力が向上した。 ■全長:162.15m ■全幅:14.17m ■乗員:450名 ■排水量:5,500t ■巡航能力 □速力:36.0kt □航続距離:9,260km(14kt) ■戦時最終兵装 □50口径三年式14cm単装砲:5門 □40口径八九式12.7cm連装高角砲:1基 □九六式25mm三連装機銃:4基 □九六式25mm連装機銃:6基 □九六式25mm単装機銃:14挺 □九三式13mm連装機銃:1基 □九三式13mm単装機銃:10挺 □六年式53cm連装水上発射管:4基 □六年式53cm魚雷:16本 ■レーダー □二式2号電波探信儀1型:1基
『木曾』が参加した海戦 | |
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