大日本帝国海軍 連合艦隊 :軽巡洋艦『矢矧』
軽巡洋艦『矢矧/やはぎ』は、大日本帝国海軍連合艦隊・阿賀野型軽巡洋艦の3番艦。艦名は長野県・岐阜県・愛知県を流れる矢矧川(矢作川)に由来する。太平洋戦争(大東亜戦争・第二次世界大戦)末期に竣工しマリアナ沖海戦、レイテ沖海戦に参加。その後、第二水雷戦隊旗艦として戦艦『大和』と共に水上特攻を行い、坊ノ岬沖海戦にて戦没した。
軽巡洋艦『矢矧/やはぎ』は、大日本帝国海軍連合艦隊・阿賀野型軽巡洋艦の3番艦。艦名は長野県・岐阜県・愛知県を流れる矢矧川(矢作川)に由来する。太平洋戦争(大東亜戦争・第二次世界大戦)末期に竣工しマリアナ沖海戦、レイテ沖海戦に参加。その後、第二水雷戦隊旗艦として戦艦『大和』と共に水上特攻を行い、坊ノ岬沖海戦にて戦没した。
軽巡洋艦矢矧は1941年11月11日に佐世保海軍工廠にて起工、1943年12月29日に竣工した。主機は純国産の艦本式オールギヤードタービン4基を搭載。主砲は対巡洋艦戦を想定し50口径四十一式15cm連装砲を採用した。副砲には日本海軍巡洋艦で唯一の60口径九八式8cm連装高角砲を採用しており、阿賀野型の特徴ともなっている。 矢矧は竣工時からレーダーを装備していたが戦争末期になるとさらに増設、機銃も増備したことで索敵能力や対空戦闘能力が向上した。 ■全長:174.50m ■全幅:15.20m ■乗員:726名 ■排水量:8,338t ■巡航能力 □速力:35.0kt □航続距離:11,112km(18kt) ■戦時最終兵装 □50口径四十一式15cm連装砲:3基 □60口径九八式8cm連装高角砲:2基 □九六式25mm3連装機銃:8基 □九六式25mm単装機銃:28挺 □九二式61cm1型4連装水上発射管:2基 □九三式一型改一魚雷:16本 □九五式爆雷:18個 ■レーダー □二式2号電波探信儀1型:1基 □仮称2号電波探信儀2型:2基 □三式1号電波探信儀3型:1基 ■搭載機 □零式水上偵察機:2機
※坊ノ岬沖海戦:1945年4月7日
『矢矧』が参加した海戦 | |
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マリアナ沖海戦 | 迫る絶望…それでも戦い続ける |
レイテ沖海戦 | 全艦出撃!さらば連合艦隊 |
坊ノ岬沖海戦 | 連合艦隊旗艦『大和』の最期 |