重巡洋艦【熊野/Kumano】竣工:1937年10月31日

大日本帝国海軍 連合艦隊 :重巡洋艦『熊野』

大日本帝国海軍連合艦隊の重巡洋艦【熊野/Kumano】

重巡洋艦『熊野/くまの』は、大日本帝国海軍最上型重巡洋艦の4番艦。艦名は奈良県・和歌山県・三重県を流れる熊野川に由来する。太平洋戦争(大東亜戦争・第二次世界大戦)では、主要な海戦に参加し数度の死線をくぐり抜けたが、1944年11月25日、アメリカ軍機による猛烈な空襲を受け沈没した。

日本海軍:重巡洋艦『熊野』の性能

重巡洋艦鈴谷は 1934年4月5日に神戸川崎造船所にて起工、1937年10月31日に竣工した。主機は純国産の艦本式ギヤードタービンを搭載。主砲は60口径三年式15.5cm3連装砲を採用したが、後の改装で独自の20cm連装砲に換装し、これは最上型砲塔とも呼ばれた。その後、熊野の主砲はさらに口径203mmに換装され破壊力が向上した。 また、戦争末期にはレーダーや機銃が増設され対空戦闘能力や探知能力が向上した。 ■全長:200.6m ■全幅:20.2m ■乗員:1,094名 ■排水量:12,000t ■巡航能力 □速力:35.36kt □航続距離:14,816km(14kt) ■戦時最終兵装 □50口径三年式20.3cm最上型連装砲:5基 □40口径八九式12.7cmA1型改Ⅰ連装高角砲:4基 □九六式25mm3連装機銃:8基 □九六式25mm連装機銃:4基 □九六式25mm単装機銃:18挺 □九〇式61cm3連装水上発射管:4基 □九三式魚雷:24本 ■レーダー □二式2号電波探信儀1型:1基 □仮称2号電波探信儀2型:2基 □三式1号電波探信儀3型:1基 ■搭載機 □零式水上偵察機:1機 □零式水上観測機:2機

『熊野』が参加した海戦
セイロン沖海戦 インド洋で連合艦隊怒涛の攻撃!
ミッドウェー海戦 太平洋戦争の勝敗を決定づけた海戦!
第二次ソロモン海戦 終わりなきソロモンの攻防
南太平洋海戦 ガダルカナル島を賭けた大艦隊戦!
マリアナ沖海戦 迫る絶望…それでも戦い続ける
レイテ沖海戦 全艦出撃!さらば連合艦隊

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