空母【雲鷹/Unyo】竣工:1940年7月31日

大日本帝国海軍 連合艦隊 :航空母艦『雲鷹』

大日本帝国海軍連合艦隊の空母【雲鷹/Unyo(八幡丸)】

空母『雲鷹/うんよう』は、大鷹型航空母艦の2番艦。もともとは日本郵船の新田丸級貨客船『八幡丸』であったが、太平洋戦争(大東亜戦争・第二次世界大戦)開戦直前に大日本帝国海軍に買い取られ、空母へと改造された。戦時は『雲鷹』は航空機輸送や船団護衛に従事していたが、1944年9月17日、アメリカ海軍潜水艦『バーブ』からの雷撃を受け沈没した。

日本海軍:空母『雲鷹』の性能

航空母艦雲鷹は、新田丸級貨客船2番船八幡丸を日本海軍が買収し、呉海軍工廠にて軍艦へと改造した特設空母である。小型で低速であったことから機動部隊には投入されず、戦時は航空機輸送に従事した。1944年、飛行甲板が10m延長された。また、改造時の兵装は12cm単装高角砲4基と25mm連装機銃4基のみであったが、後に大幅に対空装備が増強され、爆雷も搭載された。 ■全長:180.24m ■全幅:23.70m ■乗員:747名 ■排水量:21,262t ■巡航能力 □速力:21.48kt □航続距離:15,742km(18kt) ■戦時最終兵装 □45口径十年式12cmB2型単装高角砲:6基 □九六式25mm3連装機銃:8基 □九六式25mm連装機銃:2基 □九六式25mm単装機銃:36挺 □九三式13mm単装機銃:10挺 □爆雷投下台または爆雷投射機 □爆雷:10個 ■レーダー □二式2号電波探信儀1型:1基 □仮称2号電波探信儀2型:1基 □三式1号電波探信儀3型:2基 □電波探知機 ■ソナー □零式水中聴音器:1基 ■搭載機:常用23機 □零式艦上戦闘機:9機 □九七式艦上攻撃機:14機

空母『雲鷹』の慰霊碑

空母雲鷹の沈没時、海防艦千振と第27号海防艦により約760名が救助されたが、木村行蔵艦長以下242名は艦と運命を共にした。 1982年9月15日、広島県の呉海軍墓地・長迫公園「軍艦雲鷹戦歿者之碑」と刻まれた慰霊碑が建立された。

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