空母【大鷹型/Taiyo class】改装:1941年9月5日~1943年12月15日

大日本帝国海軍 連合艦隊 :特設空母『大鷹型』

大日本帝国海軍連合艦隊:大鷹型航空母艦

大鷹型航空母艦とは、太平洋戦争(大東亜戦争・第二次世界大戦)で活躍した大日本帝国海軍連合艦隊の特設空母の艦型を指す。同型艦は5隻で、大鷹、雲鷹、冲鷹新田丸級貨客船からそれぞれ1941年9月5日、1942年5月31日、11月25日に空母へと改装、神鷹はドイツの客船シャルンホストを1943年12月15日に、海鷹は11月23日にあるぜんちな丸級貨客船から空母へと改装された。

日本海軍:大鷹型航空母艦の性能

■全長:180.24m ■全幅:23.70m ■乗員:747名 ■排水量:21,262t ■巡航能力 □速力:21.0kt □航続距離:15,742km ■戦時最終兵装 □45口径十年式12cmB2型単装高角砲(※大鷹、雲鷹) □40口径八九式12.7cmA1型改Ⅱ連装高角砲(※冲鷹、神鷹、海鷹) □九六式25mm3連装機銃 □九六式25mm連装機銃 □九六式25mm単装機銃 □九三式13mm単装機銃 □12cm28連装または30連装噴進砲(※海鷹) □爆雷投下台 □爆雷投射機 □九五式爆雷 ■レーダー □二式2号電波探信儀1型 □仮称2号電波探信儀2型 □三式1号電波探信儀3型 □電波探知機 ■ソナー □零式水中聴音器 ■搭載機:常用23機、神鷹27機、海鷹24機 □零式艦上戦闘機九七式艦上攻撃機

日本海軍:大鷹型航空母艦の同型艦一覧

  • 1番艦:大鷹 大鷹型航空母艦のネームシップ。1941年9月5日竣工。貨客船『春日丸』を空母へと改装した特設艦船である。1944年8月18日、ルソン島沖にてアメリカ海軍潜水艦の雷撃を受け沈没。
  • 2番艦:雲鷹 1940年7月31日竣工。貨客船『八幡丸』を空母へと改装した特設艦船である。1944年9月17日、アメリカ海軍潜水艦の雷撃を受け沈没。
  • 3番艦:冲鷹 1940年3月23日竣工。貨客船『新田丸』を空母へと改装した特設艦船である。1943年12月4日、八丈島沖にてアメリカ海軍潜水艦の雷撃を受け沈没。
  • 4番艦:神鷹 1935年4月30日竣工。ドイツ旅客船『シャルンホスト』を空母へと改造した特設艦船である。1944年11月17日、済州島沖にてアメリカ海軍潜水艦の雷撃を受け沈没。
  • 5番艦:海鷹 1939年5月31日竣工。貨客船『あるぜんちな丸』を空母へと改装した特設艦船である。呉軍港空襲にて大破し座礁、そのまま終戦を迎えた。
『大鷹型航空母艦』が参加した海戦
呉軍港空襲 全艦対空戦闘用意!日本海軍最後の戦い

トップ:大日本帝国海軍 連合艦隊の空母

連合艦隊の艦艇・航空機

↑ PAGE TOP