水上機母艦【日進/Nisshin】竣工:1935年4月30日

大日本帝国海軍 連合艦隊 :水上機母艦『日進』

大日本帝国海軍連合艦隊の水上機母艦【日進/Nisshin】

『日進/にっしん』は、大日本帝国海軍水上機母艦甲標的母艦である。日進型とも呼ばれた。艦名の日進は、間断ない進歩・成長を意味している。甲標的を搭載可能であったが実戦でその機会はなく、太平洋戦争(大東亜戦争・第二次世界大戦)では主に高速輸送艦として輸送任務に従事した。1943年7月22日、ブーゲンビル島への輸送作戦中にアメリカ軍機の空襲を受け戦没。

日本海軍:水上機母艦『日進』の性能

水上機母艦日進は、特殊潜航艇用クレーンを両舷に合計4基装備し、甲標的12基を搭載可能な甲標的母艦でもあった。しかし戦時に甲標的発進の機会はなく、それらのクレーンは輸送任務の際に活用された。 日進の機関は主機を13号ディーゼルエンジンのみとしていた。これは後に建造する大和型戦艦に搭載予定のものであったという。しかし性能に不十分な点もあったことから大和型戦艦においてはタービン機関のみが採用され、ディーゼルは取りやめとなった。日進自体は日本海軍初の大型ディーゼル搭載艦として成功、その優秀な速度を活かし高速輸送艦として活躍した。 ■全長:198.5m ■全幅:21.0m ■乗員:789名 ■排水量:13,107t ■巡航能力 □速力:28.0kt □航続距離:14,816km(16kt) ■戦時最終兵装 □50口径三年式14cm連装砲:3基 □九六式25mm3連装機銃:8基 ■搭載機:常用12機 □零式水上偵察機零式水上観測機 ■搭載艇 □甲標的:12隻

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