大日本帝国海軍 連合艦隊 ：航空母艦『海鷹』

大鷹型航空母艦海鷹は、あるぜんちな丸級貨客船1番船あるぜんちな丸を日本海軍が徴用し改装した特設空母である。これには、ミッドウェー海戦における主力空母4隻損失の影響があるとされる。改造時、純国産の艦本式タービンと艦本式ボイラー（ロ号艦本式缶）へ換装された。低速の軽空母であったため戦闘には参加せず、主に航空機輸送や海上護衛任務に従事した。また、1944年に対空兵装を増設し対空戦闘能力が向上した。 ■全長：166.55m ■全幅：23.0m ■乗員：587名 ■排水量：18,477t ■巡航能力 □速力：23.82kt □航続距離：15,479km（18kt） ■戦時最終兵装 □40口径八九式12.7cmA1型改Ⅱ連装高角砲：4基 □九六式25mm3連装機銃：8基 □九六式25mm単装機銃：20挺 □12cm28連装または30連装噴進砲：4基 □手動爆雷投下台：1組 □九五式爆雷：8個 ■レーダー □二式2号電波探信儀1型：1基 □三式1号電波探信儀3型：2基 ■搭載機：常用24機 □零式艦上戦闘機：18機 □九七式艦上攻撃機：6機