水上機母艦【瑞穂/Mizuho】竣工:1939年2月25日

大日本帝国海軍 連合艦隊 :水上機母艦『瑞穂』

大日本帝国海軍連合艦隊の水上機母艦【瑞穂/Mizuho】

『瑞穂/みずほ』は、大日本帝国海軍水上機母艦甲標的母艦である。艦名の瑞穂は、稲穂がめでたく豊かに実ることを意味している。平時は水上機母艦だが、有事となれば甲標的母艦に改造可能であり、これは軍事上の最高機密であったとされる。太平洋戦争(大東亜戦争・第二次世界大戦)では海上護衛に従事、攻略作戦にも参加したが、甲標的母艦に改造される機会はなかった。1942年5月1日、御前崎沖にて、アメリカ海軍潜水艦『ドラム』の魚雷攻撃を受け沈没。

日本海軍:水上機母艦『瑞穂』の性能

瑞穂は、水上機母艦でありながら特殊潜航艇用クレーン1基を装備し、甲標的12基を搭載可能な甲標的母艦でもあった。ちなみに実際に甲標的12基を搭載すると搭載できる水上機は12機減少となるが、結局その機会は訪れなかった。 機関は主機をディーゼルエンジンのみとしていたが、これは後に建造する大和型戦艦のための事前実験であったという。しかし瑞穂の運用において機関故障が頻発したことから、大和型戦艦においてはタービン機関のみが採用され、ディーゼルは取りやめとなった経緯がある。 ■全長:192.5m ■全幅:20.0m ■乗員:692名 ■排水量:12,798t ■巡航能力 □速力:22.0kt □航続距離:22,337km(16kt) ■戦時最終兵装 □40口径八九式12.7cmA1型改Ⅱ連装高角砲:3基 □九六式25mm連装機銃:10基 ■搭載機:常用24機 □九四式水上偵察機 ■搭載艇 □甲標的:12隻

トップ:大日本帝国海軍 連合艦隊の空母

【空母いぶき】海上自衛隊 vs 中国人民解放軍!人気漫画家が描く、現代日本の極限リアル

115円~

連合艦隊の艦艇・航空機

↑ PAGE TOP