大日本帝国海軍 連合艦隊 :航空母艦『天城』
空母『天城/あまぎ』は太平洋戦争(大東亜戦争・第二次世界大戦)末期に完成した大日本帝国海軍連合艦隊の航空母艦。艦名は静岡県伊豆半島の天城山に因む。『天城』は雲龍型航空母艦の2番艦として竣工したが、活躍の機会はなく、呉港外の三ツ子島に係留され、飛行甲板を樹木などで偽装し対空砲台として活用された。1945年7月28日、呉軍港空襲により大破、翌日に横転し沈没と認定された。
空母『天城/あまぎ』は太平洋戦争(大東亜戦争・第二次世界大戦)末期に完成した大日本帝国海軍連合艦隊の航空母艦。艦名は静岡県伊豆半島の天城山に因む。『天城』は雲龍型航空母艦の2番艦として竣工したが、活躍の機会はなく、呉港外の三ツ子島に係留され、飛行甲板を樹木などで偽装し対空砲台として活用された。1945年7月28日、呉軍港空襲により大破、翌日に横転し沈没と認定された。
航空母艦天城は、太平洋戦争末期に三菱重工業長崎造船所で竣工した正規空母である。資材入手が難航したため、機関は改鈴谷型(伊吹型)重巡洋艦のものを流用していたという。 ■全長:227.35m ■全幅:27.00m ■乗員:1571名 ■排水量:20,450t ■巡航能力 □速力:34.0kt □航続距離:14,816km(18kt) ■戦時最終兵装 □40口径八九式12.7cmA1型改Ⅱ連装高角砲:6基 □九六式25mm3連装機銃:21基 □九六式25mm単装機銃(橇式):30挺 □12cm28連装噴進砲:6基 □爆雷:6個 ■レーダー □二式2号電波探信儀1型:1基 □仮称2号電波探信儀2型:1基 □三式1号電波探信儀3型:2基 ■ソナー □仮称九一式四号探信儀:1基 ■搭載機:常用45機(※計画) □烈風(一七試艦上戦闘機):18機 □流星(一六試艦上爆撃機):24機 □彩雲(一七試艦上偵察機):3機
終戦後の1946年8月1日、呉軍港空襲で大破し浸水、横転した空母『天城』がアメリカ海軍により撮影された。以下が、当時撮影されたカラー写真とされている。 ※写真画像:大破横転した空母天城
『天城』が参加した海戦 | |
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