空母【加賀/Kaga】竣工:1928年3月31日

大日本帝国海軍 連合艦隊 :航空母艦『加賀』

大日本帝国海軍連合艦隊の空母【加賀/Kaga】

空母『加賀/かが』は、当初は加賀型戦艦として起工したが、ワシントン海軍軍縮条約の影響で建造中止となり、その後航空母艦へと改造された大型空母である。艦名の加賀は石川県の旧令制国名加賀国に由来し、海上自衛隊いずも型護衛艦の2番艦『かが』にも継承された。太平洋戦争(大東亜戦争・第二次世界大戦)開戦時には、大日本帝国海軍連合艦隊の機動部隊主力として真珠湾攻撃に参加した。ミッドウェー海戦にて戦没。

日本海軍:空母『加賀』の性能

航空母艦加賀は、加賀型戦艦を改造した大型空母である。竣工時、三層の飛行甲板が特徴的な三段式空母であったが、実際の航空機運用において問題が多発したため、1935年6月25日、中下段甲板を廃止した一段全通式空母へ改装された。その際に主機も変更、イギリス製ブラウン・カーチス式タービン4基のうち2基を純国産の艦本式タービンに換装し速力が改善した。 ■全長:247.65m ■全幅:32.50m ■乗員:1,705名 ■排水量:42,541t ■巡航能力 □速力:28.95kt □航続距離:18,520km(18kt) ■戦時最終兵装 □50口径三年式20cmA1型単装砲:10門 □40口径八九式12.7cmA1型改Ⅱ連装高角砲:8基 □九六式25mm連装機銃:14基 □十一年式6.5mm軽機関銃:6挺 □山ノ内6cm礼砲:4門 ■搭載機:常用63機(※ミッドウェー海戦時) □零式艦上戦闘機:18機 □九七式艦上攻撃機:27機 □九九式艦上爆撃機:18機

空母『加賀』の艦内神社・慰霊碑

1975年6月5日、長崎県の佐世保東山海軍墓地・東公園「航空母艦加賀戦没者慰霊碑」と刻まれた慰霊碑が建立され、戦死した岡田次作艦長以下800名余の英霊を祀る。 また、空母加賀艦内神社であった白山比咩神社(石川県白山市)の参集殿前にも「航空母艦加賀鎮魂記念植樹」と刻まれた慰霊碑が建てられた。

『加賀』が参加した海戦
真珠湾攻撃 米主力艦隊壊滅!太平洋戦争の始まり
ミッドウェー海戦 太平洋戦争の勝敗を決定づけた海戦!

トップ:大日本帝国海軍 連合艦隊の空母

【空母いぶき】海上自衛隊 vs 中国人民解放軍!人気漫画家が描く、現代日本の極限リアル

115円~

連合艦隊の艦艇・航空機

↑ PAGE TOP