大日本帝国海軍 連合艦隊 :航空母艦『千歳』
空母『千歳/ちとせ』は、当初は大日本帝国海軍連合艦隊の水上機母艦として建造された。しかしミッドウェー海戦での空母損失の影響を受け、『千歳』は太平洋戦争(大東亜戦争・第二次世界大戦)末期に千歳型航空母艦の1番艦として改装された。艦名は九州の筑後川の別名である千歳川に由来する。エンガノ岬沖海戦(レイテ沖海戦)で戦没。
空母『千歳/ちとせ』は、当初は大日本帝国海軍連合艦隊の水上機母艦として建造された。しかしミッドウェー海戦での空母損失の影響を受け、『千歳』は太平洋戦争(大東亜戦争・第二次世界大戦)末期に千歳型航空母艦の1番艦として改装された。艦名は九州の筑後川の別名である千歳川に由来する。エンガノ岬沖海戦(レイテ沖海戦)で戦没。
航空母艦千歳は、当初は千歳型水上機母艦1番艦として建造された。1943年、佐世保海軍工廠にて航空母艦へと改造。その際、瑞鳳型航空母艦に加えられたが、戦後の分類においては千歳型航空母艦とも呼ばれる。後に25mm単装機銃30挺、7.7mm機銃、12cm28連装噴進砲6基を装備し対空戦闘能力が向上した。 ■全長:192.50m ■全幅:23.0m ■乗員:1,084名 ■排水量:13,647t ■巡航能力 □速力:29.40kt □航続距離:20,372km(18kt) ■戦時最終兵装 □40口径八九式12.7cmA1型改Ⅱ連装高角砲:4基 □九六式25mm3連装機銃:10基 □九六式25mm単装機銃:30挺 □九二式7.7mm機銃 □12cm28連装噴進砲:6基 ■レーダー □二式2号電波探信儀1型:1基 □三式1号電波探信儀3型:1基 ■ソナー □零式水中聴音器 ■搭載機:常用30機 □零式艦上戦闘機(兼爆撃機):21機 □天山艦上攻撃機:9機
空母千歳の沈没時、乗員のうち岸良幸艦長以下903名が戦死、約300名が軽巡洋艦五十鈴の救助により生還した。 1978年、千歳の艦内神社でもある福岡県久留米市の水天宮境内に「軍艦千歳」と刻まれた慰霊碑が建立され、艦と運命をともにした英霊たちが祀られた。
『千歳』が参加した海戦 | |
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ミッドウェー海戦 | 太平洋戦争の勝敗を決定づけた海戦! |
第二次ソロモン海戦 | 終わりなきソロモンの攻防 |
マリアナ沖海戦 | 迫る絶望…それでも戦い続ける |
レイテ沖海戦 | 全艦出撃!さらば連合艦隊 |