大日本帝国海軍 連合艦隊 :航空母艦『瑞鳳』
『瑞鳳/ずいほう』は、太平洋戦争(大東亜戦争・第二次世界大戦)以前、1940年に竣工した大日本帝国海軍連合艦隊の空母。瑞鳳型航空母艦の1番艦である。当初は給油艦『高崎』として建造を開始したが、途中で航空母艦『瑞鳳』へと改造された。艦名の瑞鳳は、めでたい(瑞)、伝説上の大鳥(鳳)を意味する。太平洋戦争末期に至るまで常に最前線で活躍し、エンガノ岬沖海戦(レイテ沖海戦)で戦没した。
『瑞鳳/ずいほう』は、太平洋戦争(大東亜戦争・第二次世界大戦)以前、1940年に竣工した大日本帝国海軍連合艦隊の空母。瑞鳳型航空母艦の1番艦である。当初は給油艦『高崎』として建造を開始したが、途中で航空母艦『瑞鳳』へと改造された。艦名の瑞鳳は、めでたい(瑞)、伝説上の大鳥(鳳)を意味する。太平洋戦争末期に至るまで常に最前線で活躍し、エンガノ岬沖海戦(レイテ沖海戦)で戦没した。
航空母艦瑞鳳は、当初は給油艦高崎として建造されたが、その途中で潜水母艦への計画変更を経て、さらに1940年に航空母艦へと改造。1944年には飛行甲板が延長された。また、竣工時の武装は40口径12.7cm連装高角砲4基と25mm連装機銃4基のみであったが、後に機銃を大幅に増強したほか、12cm28連装噴進砲6基や対空レーダーを装備し対空戦闘能力が向上した。 ■全長:205.50m ■全幅:23.0m ■乗員:977名 ■排水量:14,053t ■巡航能力 □速力:28.28kt □航続距離:17,105km(18kt) ■戦時最終兵装 □40口径八九式12.7cmA1型改Ⅱ連装高角砲:4基 □九六式25mm3連装機銃:10基 □九六式25mm連装機銃:4基 □九六式25mm単装機銃:28挺・橇式:2挺 □12cm28連装噴進砲:6基 ■レーダー □二式2号電波探信儀1型:1基 □三式1号電波探信儀3型:1基 ■搭載機:常用27機 □零式艦上戦闘機:21機 □天山(十四試艦上攻撃機):6機
空母瑞鳳の沈没時、乗員のうち761名が生還、216名が戦死したとされる。1978年3月20日、長崎県の佐世保東山海軍墓地・東公園に「航空母艦瑞鳳之碑」と刻まれた慰霊碑が建立され、艦と運命をともにした英霊たちが祀られている。
『瑞鳳』が参加した海戦 | |
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