大日本帝国海軍 連合艦隊 ：潜水艦『伊155／伊号第百五十五潜水艦』
大日本帝国海軍連合艦隊の潜水艦『伊155／伊号第百五十五潜水艦』は、伊153型潜水艦（海大3型A）の3番艦。太平洋戦争（大東亜戦争・第二次世界大戦）では攻略支援や通商破壊に従事し、連合国艦船3隻を撃沈した。1945年7月20日、予備艦に指定され、海軍潜水学校に係留された状態で終戦を迎えた。
日本海軍『伊155／伊号第百五十五潜水艦』の性能
伊号第百五十五潜水艦は1924年4月1日に呉海軍工廠にて起工、1927年9月5日に竣工した。伊155は、試験艦であった海大2型を改良した量産型の海軍大型潜水艦で、海大3型Aとも呼ばれた。 主機はスイス製のズルツァー式3号ディーゼル2基を搭載。主砲は、日露戦争までの主力艦載速射砲を改良した45口径十一年式12cm砲を採用した。また、パッシブ・ソナーとして、アメリカから輸入したKチューブ（水中聴音器）を装備した。 ■全長：100.58m ■全幅：7.98m ■乗員：63名 ■排水量：1,800t ■巡航能力 □水上速力：20.0kt □水中速力：8.0kt □潜航深度：60m □航続距離：18,520km（10kt） ■戦時最終兵装 □45口径十一年式12cm単装砲：1門 □九二式7.7mm機銃：1挺 □一五式53cm魚雷発射管：艦首6門・艦尾2門 □六年式魚雷：16本 ■ソナー □Kチューブ
