特殊潜航艇【蛟龍/Koryu】実戦投入:1945年3月

大日本帝国海軍 連合艦隊 :特殊潜航艇『蛟龍』

大日本帝国海軍連合艦隊『蛟龍』

特殊潜航艇『蛟龍/こうりゅう』は、大日本帝国海軍甲標的丁型として開発した特攻兵器の一種。正式に『蛟龍』の名称で兵器として採用されたのは、1945年5月28日であったとされる。特殊潜航艇としては大型で、小型の潜水艦ともいえる大きさであった。太平洋戦争(大東亜戦争・第二次世界大戦)において実戦投入され、アメリカ海軍駆逐艦『ハリガン』を撃沈するなどの戦果を上げた。

日本海軍:特殊潜航艇『蛟龍』の性能

蛟龍は、発電用の艦本式51号丁6型ディーゼルエンジン、特G型発電機、600馬力電動機を搭載し、兵装は艦首に45㎝魚雷発射管2基を縦に装備した大型特殊潜航艇であった。 蛟龍は旋回性能、航続力、連続行動時間が甲標的より改善され、専門の通信員が搭乗することで通信能力も向上していた。また、藻や貝の付着を防ぐため魚雷本体に漆を塗っていたという、日本特有の特徴を持つ。 ■全長:26.25m ■全幅:2.04m ■乗員:5名 ■排水量:59.3t ■巡航能力 □水上速力:8kt □水中速力:18kt □潜航深度:100m □航続距離:1850km(8kt) ■戦時最終兵装 □45cm魚雷発射管:艦首2門 □二式魚雷:2本

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